大田区大森の進学塾、大森山王学院の山口です。
私個人の話で恐縮ですが、昨年は「山登り」を始めました。まだ「登山」とは言えない程度の山登りですが、、、。
山登りって最初がきつい。３０分、４０分と登っても、周りの景色が何も変わらない。特に樹林帯を歩いていると少しずつ、歩き続けることに嫌気が差してきます。
でも１時間、１時間半…と登り続けて、ふと視界が開けたところで景色を眺めると、、、
「うわー、めちゃくちゃ高いところまできたなぁ。」
ふと振り返った瞬間の達成感が一番好きです。
閑話休題。
勉強も、最初がきつかったりします。
「自分は頭が悪いから。」
「自分は（テストの点数などの）結果を全く出せていないから。」
自分に（勉強の面で）自信を持てない状況で入塾してくる生徒が半分以上です。
目に見える数字としての結果が表れるのはずっと先だったりします。しかも最初のスタート時が学力的に厳しい生徒ほど、テストの点数として成果が表れるまでに時間がかかる。
でも、最終的に大きな成長を遂げる生徒は、テストの点数よりも先に、別の部分で目に見える成果を出し始めます。
それが、コレ↓。
「わぁ、マルが沢山ついている！」
ということも立派ですが、
それよりも、ノートの取り方が立派です。
わかりやすい。「ただ綺麗なノートの取り方」ではなく、「覚えようとしているノートの取り方」です。
成長する子は、漫然と勉強をしない。どうやったら覚えられるか、理解できるかを考えて動き始めます。（もちろん、ノートの取り方等、入塾直後に教えました。大切なのはそれを実践できていることです）
これからの成長がたのしみです。
同時に、もっと重要な成長の証をこの冬、観察することができました。
それは、生徒達の表情です。
プライバシーがあるので生徒の真正面の顔は写せないのですが、
問題を解く時の真剣な表情、そして問題が合っていた時のちょっとした自信に満ちた笑顔を見ると、「あー、この子（入塾時に比べて）変わってきているな。成長してきているな」と感じます。
生徒達の「やったぜ」、「できたぜ」と感じたときの不敵な顔、が私は一番好きです。
山を登ってふと視界が開けた瞬間に感じる、あの「達成感」と同じ気持ちを生徒達にもたくさん味わってほしい。
そう願いながら、この冬も指導しました。
素敵な表情を何度も見ることができました。
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