高校受験

志望校選びー「上位校のビリと、下位校のトップ。どちらを選ぶ?」

大田区大森の進学塾、大森山王学院の山口です。

鶏頭となるも、牛後となるなかれ。

とは、中国の有名な格言です。

受験時に、この言葉の通りにするかどうするか、かなり悩まれるご家庭もあるでしょう。

つまり、無理をして頑張ってでもワンランク上の高校に行くか、それとも、高校は無理をしないで、そのワンランク下の高校内で上位の成績を取ることに集中するか、という選択です。

どちらの選択もメリット・デメリットがあります。

ワンランク上位の高校に行く。それは「良い流れの中に入る」ことを意味します。より「大学進学」や「上昇志向」をもつ生徒や学校の雰囲気に触れて生活することになります。おおよそ、10代の多感な時期に、そういう雰囲気はその子の人格形成に影響を及ぼすはずです。逆に、この学校の授業やテストについていくのに必死になり、場合によってはついていけずに落第してしまうこともあるかもしれません。

ワンランク下位の高校に行く。ゆとりをもってその高校に入れば、学校のテストで上位の成績を取ることができ、それを維持すれば指定校推薦などで大学の入学資格が得られることもあります。副次的な点として、その学校で「上位であり続ける」ことは、本人にとって達成感を味わう経験になりますし、自信が深まることにもなるでしょう。逆に、その場の雰囲気に慣れてしまって、上位を目指そうとする意欲が高校入学後に削がれてしまう場合もあり得ます。「悪い方に流される」というパターンです。

私自身、今まで指導してきた経験の中で、どのパターンの結果も見てきました。

①上位校を選び、沈んでいった生徒。

②上位校を選び、泣きながらも這い上がって成功していった生徒。

③下位校を選び、トップを走り続け、そこで自信をつけてさらに大成した生徒。

④下位校を選び、そのまま、ズルズルと行ってしまった生徒。

 

では、どちらがいいのでしょうか?

うちの子は、どのタイプですか?

という質問を受けることがあります。

たしかに「タイプ」という考え方もあると思います。

ここで無理をさせないほうがいい。この子はギリギリのところで頑張ると潰れてしまうから。

そう思う瞬間って、親御さんでも、塾講師でもあるはずです。

同時に塾講師という立場からは、当初は「この子は無理をしないほうがいい」と踏んでいた生徒が、その後の厳しい挑戦を繰り返しながら、最終的にものすごい成長を遂げていったストーリーもまた沢山見てきました。

一概に「こういうタイプ」でくくれるほど、10代の若者たちの可能性は狭くないとも思います。

私は、中3生の受験選択については、一つ決めているこがあります。

中3冬(主に、二学期の学校期末テスト終了後から、1月最後の模擬試験くらい)の時期に、どれくらい猛烈に志望校を追いかけられるか、という点です。

ここで、一番重要な50日間、全力で受験に向き合える生徒、決して逃げない生徒には、「上位をめざせ」と言います。ここで息切れする生徒には、少なくとも高校時点で無理をさせないほうがいい。

中3の冬(高3の冬ももちろんです)のプレッシャーに耐えられる子って、これから高校でも這い上がれるな、と感じます。

中3二学期の期末終了後。場合によっては私立高校の単願推薦も選べます。また、都立高校は1月の終わりまで選ぶことができます。そういう時に、「やっぱり推薦もいいかな」とか、「やっぱり志望校下げようかな」とか本人が迷い始めているなら、ぜったいにリスクを冒して上位は狙いにはいきません高校には入っても『悩む』ことが増えます。難しい高校の授業を這い上がるときに『悩んで』いたらすぐにおいていかれますよ。(中3の夏とか、秋くらいに迷うのは誰にでもありますからあまり気にしません。)

もっとも、おおよそワンランク上とか、ワンランク下といった高校のランクが次の大学受験で影響を及ぼすものではありません。そして、ワンランク程度上の高校に行ったからとて、「ついていけなくなる」という心配もありません。(もしワンランクごときで『ついていけない』と感じるなら、それは甘えです)

同時に、『最上位校』と『上位校』の狭間にいる受験生、『進学校』と『そうではない学校』の分岐点あたりにいる受験生にとっては、かなり悩ましいところであることも私は痛いほど感じます。偏差値60前後の某都立高校と、偏差値55前後の某都立高校では、学校の雰囲気も進学実績も、もっというと「授業の内容」も「使っている教科書」も違ったりします。

上位校にトライするべきかどうか、今迷っている皆さん。

ぜひ、この2学期期末テスト終了後から1月最終模擬までの期間、自分を試してみてください。この50日間を全力で頑張れる人は、この先も頑張れるはずです。

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