東京都大田区、
京浜東北線大森駅北口から徒歩4分
「逆転合格専門塾」大森山王学院です!

大田区立山王小学校の目の前にありますが、大田区では馬込第二小学校、入新井第一小学校。品川区立では伊藤小学校、大井第一小学校、伊藤学園、原小学校、山中小学校から徒歩圏内にある進学塾です。

(他には、大田区なら馬込第三小、馬込小、志茂田小、小池小、開桜小、糀谷小、大森第一小、梅田小、久が原小、入新井第二小学校。品川区なら浜川小、浅間台小、立会小、日野学園、品川学園。また、港区や目黒区、渋谷区からも通塾されています)

こんにちは、学院長の保科です。
今日はちょっと大森山王学院の日常の一コマを皆さんに見ていただけたらと思います。

「先生、イカリングって外套膜ですか?」

それは授業中に突然起きた出来事。

今年合格して中学に通っているTくんが、
少し考え込んだような表情で話しかけてきました。

「先生、イカリングで質問してもいいですか?」

「イカリングぅ? あの揚げたやつ?もちろんいいけど……。」

何を聞かれるのだろうと思っていると、続いた言葉は予想外でした。

「イカリング、あれって、外套膜(がいとうまく)ですかね?」

一瞬、「えっ?」と頭の中で質問をリフレイン。

イカの体のつくりを思い浮かべると、確かに輪切りにして食べるあの部分は・・・外套膜です。

「……あ、そうなるね。」

すると、彼はさらに続けます。

「そうなのかあ。刺身もですか?」

「刺身ぃ?…あ、でも、そうだね。」

「なるほど……。」

意識していないのでしょうがふんふんと頷き、そして少し満足そうな表情になるTくん。

このリアクションに思わず、

「今のは、いいな!いい質問するねえ~」

と声をかけていました。

もちろん、このやり取りや、ここから得た知識が入試や定期テストにそのまま出ることは、おそらく、いや絶対にと言って良い程ありません。

でも、僕はこういう質問が大好きなのです。

イカリングを食べたことがある人はとてもたくさんいます。

理科のテキスト(中学受験でも、中学の理科でも)で外套膜を習った人もたくさんいるでしょう。

それでも、「もしかして、この二つ、つながっているのかな?」と考える人は意外と多くありません。

知識を知識のままで終わらせず、日常の出来事と結び付けて考える。

「あれ?」「もしかして?」という小さな疑問を持つ。

これこそが、本当の学びの入り口だと思うのです。

勉強が得意になる子には、いろいろなタイプがいます。

もちろん努力家の子もいますし、コツコツ積み重ねられる子もいます。

とはいえかなりの確率で共通しているのが、「なぜだろう」と考える習慣、姿勢があることです。

「この漢字はどうしてこの形なの?」

「この歴史上の人物は、なぜそんな決断をしたんだ?」

「この公式は、どうしてこうなるんだろう。本当に成り立つのかな」

そうした小さな疑問が積み重なることで、知識は単なる暗記ではなく、自分のものになっていきます。

今回の「イカリングは外套膜なのか」という疑問も、まさにその一つでした。

身近な食べ物から学校で学んだ内容を思い出し、それを結び付けて考える。

そして、「分からないから聞いてみよう」と行動に移す。

その姿勢を、とても素晴らしいと感じました。

「なぜだろう」を、いつでも大切に。

大森山王学院では、もちろん定期テストや入試で結果を出すことを目標にしています。

しかし、それと同じくらい、「なぜだろう」と思える心も大切にしたいと考えています。

疑問を持つことは、学力の土台です。

そして、その疑問を安心して口にできる環境も、同じくらい大切です。

これからも、生徒たちの「先生、ちょっと聞いてもいいですか?」という一言を大切にしながら、一人ひとりの好奇心を育てていきたいと思います。
それが、いつか学力がググっと伸びるトリガーになることを信じているから。

ちなみに、僕自身、Tくんの質問のおかげで「イカリングを見る目」が少し変わりました。

次に定食か何かでイカリングを目にした時、きっと今日の会話を思い出す気がします。

彼に感謝ですね。