中学受験

中学受験する際に考慮しなければならない要素:距離

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「逆転合格専門塾」大森山王学院です!
こんにちは、学院長の保科です。

今回の記事は、以前の記事(「中学受験にはコストがかかります~」)

についてのご質問をもとに書いたものですので、良ければそちらを先にお読みいただければと思います。

中学受験に合格したとしても、

それはすなわち最高のハッピーに直結するわけではない。

なぜか?
それは、「通い続けること」が、ときには大きな障壁として立ちふさがるからです。

前記事でも書きましたが、通塾で乗換複数回などを経験する生徒さんもいますし、そもそも体の大きな生徒さんであればそれほど負担は大きくないかもしれません。

が、具体的には身長が145cmに届かないお子さん、もしくは体格が華奢なお嬢さんにとって、朝の満員電車の通学はかなりの消耗を伴います。

それが一駅二駅、10分や15分くらいならば、大したことがないかもしれませんが、1時間かそれ以上になるともういけません。学校に着いた時点で、疲れ切ってしまうのです。

結果、せっかく合格した学校に最後まで通い、卒業することができない生徒さんは、数字が表に出てこないだけで、少なくない数が実在しているのです。

学校によっては、いじめなどの人間関係が原因の退学より、こちらが原因である方が3倍を超えることさえあります。

こんな不幸は何としても避けなければいけません。

そのために、受験校を選ぶ際に

「親子で実際に通学してみて距離を実感する」

事はぜひトライしていただきたいと思います。

朝、家を出て、一緒にバスや電車に乗り、校門まで行ってみます。

この際、ランドセルまで背負ってみる必要はありませんが、手ぶらではなくリュックサックや通学カバンになりそうなものを代わりに持たせてあげることです。重さの練習としては塾のテキストを何冊か入れるのがおすすめですが、万が一紛失してしまうととんでもないことになるので、もう読まない書籍で代用するのが良いかと思います。

また、保護者様は、隣に立って守ってあげるのではなく、見えるけれど少し離れたところに位置されるのがよろしいでしょう。

往復してみてから、ご家族で感想を話し合ってみてください。

「遠かったけど楽しかった」ぐらいなら問題はないですが、「無理、絶対無理!」とお子さんが言う場合は、たぶん、本当に無理なのです。

真剣に検討し直すことをお勧めします。

なお、わざわざ学校を休む必要はなく、何かの行事や学校公開日の振り替え休日を利用されるのが一番賢明だと思います。

今年に関してはコロナ禍も大きな問題ですが、ぜひ、お試しください。

 

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