中学受験

中学受験にはコストが掛かります。お金も、時間も、体力も。

東京都大田区、
京浜東北線大森駅北口から徒歩4分
「逆転合格専門塾」大森山王学院です!
こんにちは、学院長の保科です。

今日のタイトルは身もふたもないことを書いているようですが、

紛れもない真実なので、この辺で一度はっきりさせておこうかと思います。

1、中学受験にはお金がかかる

経験者の保護者さんなら99%の方がうなずかれると思います。

他の学習系の習い事に比べて、受験塾のお月謝(授業料)は安くはありません。
維持費などの諸費用が意外に高い塾さんもあります。

ましてや、時期が来れば季節講習会、受験が近くなれば土曜もしくは日曜特訓。
もしも成績が思わしくなければ、
僕らのような個別指導塾や家庭教師の併用も可能性が出てきます。

そして、受験そのものに受験料が一校ごとにかかります。

ここで僕が申し上げておきたいのは、

「お金がないなら中学受験をするな」

などということではありません。

某有名漫画のように、「受験は課金ゲームだ」というのも言い過ぎだと思います。
しかし、

「最初に、[6年の冬までにいくらかかるのか]を一度計算してから、受験するかどうかを考慮していただきたい」

とは、強く思います。

受験を考慮するとは、

「そのために何を犠牲にできるのか」

という意味でもあります。

家族での旅行や外食。

欲しい服、バッグ、靴、車。

何よりもほかの習い事。

色々なものをあきらめなければいけないかもしれません。

そこを最初に覚悟しておかないと、成績云々ではなく、そちらの方でストレスが溜まります。

よく「座って、費用を計算して」くださいね。

2、中学受験には時間がかかる

中学受験は長丁場です。

特に最上位の学校を狙うご家庭の場合は、幼稚園から戦いが始まっていたりしますね。

それは極端としても、4年生位には塾に通い始めているご家庭の方が多いはずです。

ざっと3年間、六年生の2月に報われることを夢見て頑張る。

ある意味ではオリンピック出場を狙うスポーツ選手のようなものだ、と考えると、その長さがご想像いただけるのではないかと思います。

さらに、受験勉強は学校から帰ってきた後寝るまでの時間もかなり消費します。

塾までの通学時間も、場合によっては小学生の身で複数の電車を乗り継ぐ必要さえ出てきます。

「途中で勉強できていいじゃないか?」

と思われた、お父様。

一度お子さんと一緒に17時台、21時台の電車にお乗りになってください。

倒れないだけで精一杯になっているお子さんも少なくないのです。

もちろん、大騒ぎしている元気な子たちもいるのですが、それはそれで体力が心配ですね。

3、中学受験には体力が必要

2と少し重なりますが、3年間戦い抜くにはスタミナも必要ですし、気力もそうです。

お母様の場合は、送迎やお弁当作りなどがかなり負担になっている場合が多いですね。

もちろん、いわゆる「家塾」でお子さんをサポートする場合は、文字通り睡眠を削っての作業になることも多く、途中で倒れてしまう保護者様は決して珍しいことではありません。

そもそも生徒さんたちは、お子さんによっては成長期にもう入っているかもしれませんが、まだまだ体力的にも精神的にも子供である小学生です。

遊びたいですし、眠たいですし、テレビもYouTubeも観たいです。

そういうものと勉強を両立するには、普通をはるかに超えた体力が必要なのです。

いかがでしょうか。

中学受験は、ブランドやファッション感覚で挑むにはちょっと向いていない、家族の一大イベントであるという現実を少しでもご理解いただければ、その業界で毎年生徒さん保護者さんと一緒に走り、戦っている者としては嬉しい限りです。

 

もちろん、不安になってしまう方もいらっしゃると思いますが、こういう現実をよく踏まえた上で、お通いの塾の先生としっかり話し合い、親子二人三脚ならぬ塾の先生を加えた三人四脚で成功をつかんでいただきたいと思います。

もしわからないことがありましたら、僕でよければいつでもご相談に乗ります。

こちらから、お尋ねください。

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