高校受験

中1・中2生ー「英語のテスト、こんなはずじゃなかった」の悩みに答える。

大田区大森の進学塾、大森山王学院の山口です。

ここ2~3年、中1・中2生の方の親御さんからよく相談される話。

「英語のテストが思っていたようにとれない。こんなはずじゃなかったのに…」

小さいころから英会話もやっていたのに…

私(親御さん)だって、中学校の時はもう少し英語の点は取れたものだけど…

 

最近、特に増えましたね。英語の悩み

まずもって多くの方ご承知の通り、2020年度から中学校の「指導要領」が改訂されて、中学校で習う英語はかなり難しくなりました。

文法や単語の分量的には、今までの「ゆとり教育」の名残が消えて、昔の「詰込み教育」時代のペースで進めているような状態です。

加えて、「英会話もどき」のような単元が随分と増えました

今の日本の文科省の方針としては、『会話』とか『スピーキング』を重視したいのでしょう。かなり「英会話」的なフレーズとか単語を覚えなくてはいけなくなりました。100歩譲ってそれ自体は悪くないとして(もちろん本音では『そんな授業で英会話力なんて上がらないし時間の無駄だ』と思っていますが…)、その「英会話」的な個所も学習しつつ、従来の英文法も週4回の授業で勉強しないといけない。(しかも文法の分量は以前に比べて増えました。)

よって、イメージとしては「文法」を5年前の2倍のペースで進めて、空いた時間で「英会話もどき」の学習もしている、という状況です。

しかも、英語の文法の学び方が、従来の「be動詞」→「一般動詞」→「疑問文」といった日本的な「ガチガチの文法授業」ではなく、「英会話」を意識した流れになっているため、かなり複雑になりました。1年生の1学期の段階で「be動詞+一般動詞+助動詞Can+疑問詞+命令文+不定詞」を全部覚えないといけなったりします。不定詞って、3年前だったら「中2の2学期で習う単元」です。

今までの「日本的ガチガチ文法授業」がすべて良かった、とは思いませんが、いきなり色々変えてしまってても、ついていけない人が多くいます。特に学校の先生。学校の先生の多くは、以前のように「文法中心」の授業を進めています。そうなると、ただ単純に「1年生の1学期に2年生の2学期の文法を教える授業」みたいになってしまいます。そうせざるを得ない部分もあると思います。(学校の先生方も苦労されているだろうし、色々な工夫もされているはずなので、そこを悪く言うつもりはありません)

結果として混乱するのは生徒達です。

ここ2~3年で、英語は「すごくできる子」と「すごくできない子」に二極化してきている、とつくづく感じます。『難解』になった英語の授業についていける優秀な子と、意味がわからず序盤からついていけなくなってしまった子に分かれてきているわけです。

内容が難解になっても、要領よくついていける子は相変わらず90点台の高得点をとり、ついていけなくなった子は1年生の1学期から50点台あたりまで低迷する(本来1年の1学期はほとんどの子が80点以上取ります)。そして、英会話などをやってある程度「雰囲気」で切り抜けられる子が60点台後半から70点台くらい。

でも、親御さんからすれば、

うちの子、英会話もやっていたのに、1年の1学期で英語73点か…。私だって中学生の時には最初は90点くらいとれたのにな…

となってしまうのです。

別に、お子さんが「できない子」なわけではないはずですよ。

私は、今在籍している中1・中2の生徒達に、混乱して絡まった糸を解くことを授業で主に教えています。早ければ早いほど、糸は解きやすいものです。

ぜひ、今回の期末テストで「英語がわけわかんない」と感じた中1・中2生の方、お気軽にご相談ください。

 

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大森山王学院では、「今の自分を本気で変えたい」と思っている中学生の皆さんのお越しをお待ちしています。現状の学力は問いません。親御さんではなく、ご本人に「今よりも勉強ができるようになりたい」という意思があること。それが唯一の入塾条件です。受験指導経験豊富なプロ講師が、受験までの走路を的確にサポートします。

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大森山王学院 中学部主任 山口 拓郎

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