山口講師の視点

中学部・夏期講習の風景②-「国語」には解き方がある。

大田区大森の進学塾、大森山王学院の山口です。

夏期講習・日曜日の午後に開催している「国語」の解説授業。

「山口が担当する大森山王学院の中学部」としては3年目の夏期講習ですが、「国語」をここまで掘り下げてやるのは、今回が初めてです。

テーマは、「高校入試でも、大学入試でも使える、現代国語の解き方」。

現代文には、読み方・解き方があります。(とはいっても、山口の現代文の読み方解き方は我流です。つまり、生徒達に教えている読み方解き方も我流です。)

現代文の解き方は、中学校1~2年生のテキストにある論説文だろうと、大学共通テストの現代文であろうと基本的に同じです。

もっとも中学1~2年生のテキストに出題される論説文程度だと、「なんとなく」のフィーリングで解けてしまったりします。そして、国語力がしっかりと身につかないまま中3受験生に突入し、なんとか高校入試は乗り切ったものの、大学入試の論説文はもはや全く歯が立たない。現代文が5割~6割で低迷している高校3年の受験生の多くはそんな感じです。

きちんと中学生のうちに、読み方解き方を定着させていれば良かったのに…。

 

一度、その読み方を身体にしみこませれば、高校入試の先の人生でも、この読み方が使えます。大学入試においても、大人になってから、なにかの文を読み込むときにも、です。

我流でもなんでも、大人になった時に文章の趣旨を読み込んで理解する力は、いわずもがな非常に重要です。

 

その読み方を、夏の授業で生徒たちに教えています。

一部板書を消しています。(授業を受講した生徒だけに教えている内容です)(一部板書を消しています。受講した生徒だけが学べる内容です。)

 

もちろん、数回の授業で生徒達の身体にしみ込ませるのは難しい。百も承知です。

(一部板書を消しています。受講した生徒だけが学べる内容です。)

 

現代国語の読み解きかたって、極めて理論的であり、極めて感覚的なものだと、私は思っています。「解き方」があるのだけど、それを「実践する」のはすごく難しいから。(たぶん、今回授業を受講した生徒達は、それが良くわかったのではないかと思います。)

でも意外と、生徒達はよく授業についてきて、いつのまにか身になっているな、と感じたりもしています。

やはり、国語が読めるようになると、他の社会や英語などの科目が伸びていくシナジー効果があります。

もっとも、私は普段の通常授業で国語は設定していません。国語が苦手だ、という中学生の場合、まず英語や社会を学習することで、学習能力(国語の読解力)を伸ばすことができると考えているからです。この辺は、以前の私のブログで書いた通りです。

 

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