中学部冬期講習2022ー「地頭(じあたま)を鍛えよう」

1日の密度を濃く、4日間だけの冬期講習

今回は「小論文」と「公民(政治経済)」にフォーカス。

※英語・数学もやります。

開催日時:

① 12月18日(日) 

② 12月25日(日) 

③ 1月 8日(日)

④ 1月 15日(日)

各日ともに、

第一部:10:00~12:00 英語・数学

第二部:13:30~17:30 国語(小論文)、社会(公民)

「冬期講習」をする意味って、そもそもなんだろう?

と、大森山王学院は考えます。

 

「冬休み中もそれなりに勉強しておかないと、学校の勉強についていけなくなるから。」

「家でゴロゴロされるくらいなら、勉強してくれた方がマシだから。」

学童代わりに塾代を出す親御さん。

親に言われて嫌々通塾する講習生。

 

塾は塾とて、この「冬期講習」の機会をビジネスチャンスと捉えて、必死で大勢の生徒を募集しています。

教材会社が作った既成の「冬期講習テキスト」。

学生アルバイト講師たちの四苦八苦した授業。

内容についていけない生徒達。

ただただ時間だけが過ぎていく冬期講習。

 

・・・なんか、悲しくないですか?

 

せっかく冬休みの時間の一部を削って、費用も払って「冬期講習」に参加するのなら、もっと『建設的なこと』、もっと『頭を良くすること』に集中したいはずです。

大森山王学院の中学部「冬期講習」は今年も4日間の実施になります。他の日は休みです。(通塾生は平日の通常授業があります。)

既成のテキストで冬期講習はしません。

学生講師の授業はありません。

やるからには、「地頭」を少しでも鍛える勉強がしたい、と考えます。

講習① 『200字or400字の「小論文」を書く力を身に着ける』

各日、13:30~15:30に実施

お子さんの国語力は、充分あると思いますか?

多くの親御さんが、「うちの子、国語力がない」と言います。

子供たち本人達も、中学生くらいになると「国語がヤバい」と感じています。

塾講師を20年ほどしていると、子供たちの国語力が年々下がってきているのを肌で感じます。当然のことです。活字離れがどんどん進んでいますから。単に読書量が減ったことだけが問題ではなく、空想する力、考える力が弱いのも原因です。ひと昔前まで(20~30年前)は、限られたチャンネルのテレビや、雑誌、はたまた深夜のラジオ番組などに没頭しながら、子供たちは色々なことを想像したものです。

さて、どう打開していくか?

大森山王学院の中学部は、これまで「国語」というものを集中的に行う機会をあまり設けていませんでした。これは意図的でした。というのも、「国語」というのは短期間の学習だけではどうにもならないものだからです。当然のことながら「語学」ですから、幼いころからの積み重ねです。中学生になるまでの12年間以上の「活字不足」を、塾の1~2時間の授業で取り返せるならそんな楽なことはない。むしろ貴重な1時間があるなら、その時間は英語や数学を勉強した方がよい、と。

とはいえ、このまま子供たちの国語力不足を放置するのは教育者としてもはや歯がゆい。

だったら一番(生徒達にとっては大変だけれども)効果性が高い「小論文」をやってみよう、と今回の講習を決めました。

東京都の公立高校入試の場合、200字作文が必須になります。短大の入試や、四年生大学の国語の入試の中でも、定められたテーマを200字~400字程度で論述する問題は沢山あります。200字~400字程度で聞かれている内容を自分の意見も交えて的確に答える能力は、その人の国語力の証左ともなりうるものです。

小論文というのは、漫然と意見を書くものではなく、『書き方』、『作り方』というものがあります。この『作り方』をマスターするだけで、「書くネタがない」と思っている人でも、それなりに話を広げることができることが4回の講習で理解できるでしょう。

今回の4回の授業で、どこまで生徒達の力を伸ばせるか?

やってみないとわかりません。しかし、小中学校では「読書感想文」などを除いてほとんど手を付けていない分野の勉強。今回の大森山王学院の授業でトライしてみてはいかがでしょうか?

講習② 「公民(政治経済)の骨格を理解する」

各日、15:30~17:30に実施

高校受験の時、生徒達が最も苦戦する「社会科」の分野はどこか?

覚えることが多い「歴史」か?

カタカナが多い「世界地理」か?

いいえ、ここ10数年で言えば、圧倒的に「公民」(政治経済)です。

かつては、大学センター入試の「政治経済」というと、平均点も高い「ドル箱」でした。正直なところ、「政治経済なんて日経新聞を毎日読んでいれば、何もしなくたって60点位とれる」などと私なども思っていました。でもそれは、新聞が家に届くのが当たり前だった世代の受験生です。

「バブル」ってなに?

「円高と円安なにが違うの?」

大人の世代から見れば当たり前に答えられる問いを、子供たちが100個知れたら、中学校の「公民」は「もう理解したようなもの」です。

そして、公民のような「一般教養」ともいえるような学習こそが、『国語力』、ひいては『地頭(じあたま)』を鍛えるベースだったりします。

「引っ張り出す知識」がないと、国語の文章を書くこともできなければ、(大人の知識人たちが書いた)国語の文章を読み解くことができません。

活字離れ。

世の中の一般教養に関する知識のなさ。

こういったものが、「思考力」や「洞察力」の欠如に輪をかけていると私は思っています。

それで、この冬休みは「地頭(じあたま)を鍛える」をテーマに、小論文と公民にフォーカスします。

 

ちなみに、この小論文と公民は、中長期的な学習効果だけを狙ったものではなく、今年度の中2生、中3受験生にとって即効性のある学習だとも考えています。

中2生にとっては、来春中3の社会で習う「公民」の先取り学習(内申点対策)となるでしょうし、中3受験生は、入試の社会でおおよそ30点分の出題になる「公民」分野を対策するのに十分なものになるはずです。

講習3 「英数・既習範囲の総復習」

各日、10:00~12:00に実施

「小論文」・「公民」は今回の冬期講習オリジナル企画ですが、そうした中長期ビジョンの学習だけではなく、目下、今の学校の英語・数学の学習が「ヤバい!」という方も大勢おられるでしょう。今回も、学校の英語・数学の内容を強化したい、3学期に向けて対策したい、という方を対象に、英数の講座を開講します。

今の学習範囲についていけていない、という方は概ね「復習」が中心となります。

今回は冬期講習4回(全8時間)ですから、学習的に「大量の借金」を抱えている人は、過去から巻き戻してすべてを復習することができない、とお考え下さい。とはいえ、三学期に学校で習う範囲をなんとか理解できるよう、必要な範囲をピンポイントで対策を行います。

すでに学校の範囲を理解できている人たちは、応用範囲をチャレンジするかもしれませんが、この2学期終了時はだれしも「弱点」を抱えている時期であり、その弱点を見つけて補修する方が良いかもしれません。その「弱点」を一緒に見つけ、改善していきましょう。

講習費用:

「英数の総復習」   計8時間  16,000円(税込み)

「小論文」      計8時間  16,000円(税込み)

「公民」       計8時間  16,000円(税込み)

3講座すべてを受講   計24時間  48.000円(税込み)

一部日程で欠席なさる(2日ないしは3日だけ受講を希望される)場合は、費用を日割りに計算して調整します。個別にご相談ください。1日休まれるごとに全体の4分の1の費用を減額いたします。また、欠席ではなく、担当山口の通常授業開催日に(月曜日)に振り替えることも可能です。

 

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大森山王学院では、「今の自分を本気で変えたい」と思っている中学生の皆さんのお越しをお待ちしています。現状の学力は問いません。親御さんではなく、ご本人に「今よりも勉強ができるようになりたい」という意思があること。それが唯一の入塾条件です。受験指導経験豊富なプロ講師が、受験までの走路を的確にサポートします。

お問い合わせ・ご相談はoomori.hoshina@gmail.com

もしくは学院長直通TEL:090-9809-0704まで。

京浜東北線大森駅北口から徒歩4分。「山王小学校」目の前、「山王交番」横のビル

東京都大田区山王2‐17‐9 サンシティ山王Ⅱ2F

大森山王学院 中学部主任 山口 拓郎

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