中学受験

塾の夏期講習で、受験生は何をするべきなのかー6年生編③終ー

東京都大田区、
京浜東北線大森駅北口から徒歩4分
「逆転合格専門塾」大森山王学院です!
こんにちは、学院長の保科です。
この記事は、塾の夏期講習で、受験生は何をするべきなのかー6年生編②ーの続きで、三回にわたるシリーズの完結編です。

前回までで、「比の文章題」「図形の頻出問題」

この二点を最優先すべき

キーワードは、「比をそろえる」そして「相似」

というお話をしました。今回は「図形」についての、詳しい説明です。

「図形」はなぜ、重要単元なのか?

「割合」と「比」の問題は、考え方は4年生から既に学習しているものだ、ということを前回に書きました。

ですが、実は「図形」というのはもっと前から触れています。

いつからか?

言葉が話せないころからです。

「ええっ!?」と思われた方が多いでしょうが、これは今は重要な話ではないので割愛します。

では何が言いたいのかというと、

「図形に関する感覚は受験生になる前から鍛えられるものなので、すでに差がついている可能性が高い」

ということ。

では、今から受験算数を何とかできるようにしたいと思っている生徒さんたちは、その差に絶望してあきらめるしかないのでしょうか?

そうではありません。

もちろん基礎的なことはすべてわかっているという条件が付きますが、

「合同」と「相似」という二単元は、受験生になって初めてしっかりと勉強するものです。

ですから、これをきちんと自分のものにすることができれば、幼児や低学年からそういうものに触れてきたライバルたちに食いついていくことができます。

ですから、大森山王学院の夏期講習では、ここを狙って勉強します。

取り組んでいただくのは、

「正方形の中におうぎ形、または円が入っているもの」

「長方形の中に三角形が入っているもの」

「立方体を切断したとき」

の三点です。

(なお、もしもこのレベルに達しておられない場合は、まずは平均点を超えるために、基本の求積、つまり「三角形、円、おうぎ形、角柱と円柱、角錐と円錐」を執拗にやります)

この三点の考え方を身に着けることができれば、大まかに言って、「模試での正答率20~40%」という、最も差が付きやすい部分での○が劇的に増えます。解くための所要時間も減ることでしょう。

「どことどこが長さが等しいかチェックした?」

「しました」

「じゃあ、平行な線はあるかな(おうぎ形、あるかな)?」

「はい、あります」

「では、何が見つかる?」

「相似!(四分円!)」

「おおいいね!でも正確に言ってみましょうか?」

「三角形ABCと、三角形DEF!(おうぎ形OAB!)」

「ん?今なんて言ったかな?」

「あっ、三角形ABCと、三角形EDFでしたっ」

「よし!じゃあわかる比を書き込んで、あとは解くだけ!」

「出来ました!合ってますか?」

「OK!もう大丈夫だね!」

進み方は前回でご説明したものと変わりません。

こちらは、目安としては、授業5回、10時間あれば大丈夫です。

夏休み期間の一週間、木曜除く5日間で仕上がります。

品川区・港区・世田谷区の生徒さんなら、8月の一週目、月・火・水・金・土曜、お通いの塾の始まる前に一日2時間だけ保科にお預けください。

きっと、「できたよ!!」というお子さんの声を聞くことができるでしょう。

さあ、始めるなら今です。

八月なんて待てない、とお急ぎの場合は、お問い合わせフォームから、ご質問どうぞ。

講習のことだけでなく、勉強でいまお困りのどんな質問でも丁寧にお答えします。

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