大学受験

大学の学生寮で普通に暮らしたらいくらかかるのか?ー実際に聞いてみた

東京都大田区、
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「逆転合格専門塾」大森山王学院です!
こんにちは、学院長の保科です。

今日はオンラインのご質問から。

「国立大学の寮で生活して欲しいと思っていますが、一か月の支出はどのような感じでしょうか」

良い質問ですね。
僕は生まれてこの方首都圏を離れたことがないので「学生寮」に住んだことはないのですが、最初に通った東京都立大学には学生寮がありました。

また、そこではなくても、出身県の学生のみ住める「県民寮」にいる同級生もいました
(たしか京王線の笹塚駅近くにあったと記憶しています)。

県民寮のことはともかく、都立大学の学生寮には在学中に何度も遊びに行ったこともあるので、急に懐かしくなり、身体が覚えている大学の℡番号にスマホからかけてみました。

結果、びっくりするぐらいスムーズに学生課の寮担当の方に話がつながり、丁寧に教えてくださったので、その内容をご紹介させていただきます。

都立大の学生寮は八王子市の南大沢キャンパスに隣接して建てられています。
60年前の建物ですが、8年前に全室ではないものの内装工事を行ったとのこと。
学生寮外観(画像は都立大ホームページより)

その結果、寮費という名の家賃は4,700円/月。
光熱費はそれぞれの学生によって違いますが、おおむね家賃と合計して12,000円前後ということでした。

僕が通っていた頃は3,300円だったのに1,5倍かあ、高くなったなあと思ったのですが、

不動産サイトによると、南大沢の場合
ワンルームマンションの家賃平均が70,000円、1DKで80,000円

ということですから、やはり破格の安さだと言えますね。
(まあトイレが同じフロア数軒で共有なのと、共同のお風呂が24時までしか入れませんからそれぐらいは我慢してください、ということで…)

ただここで注意点が二つ。

一つ目、

「入寮期間は最大二年間」

ですので、入学と同時に入寮した場合、3年次に進級するときには出なければいけません。
僕の在学時にもちょうど進級判定と重なって、家探しに出遅れて大変な思いをした同級生がいましたので、これは事前準備が大事ですね。
主に大学生協が協力してくれるそうですが、僕の先輩・同級生・後輩はけっこう自分で探していましたね。
車を出して物件を見にいくのに付き合ったことも、数回あります。

それともう一つ。

「申し込みは受験前に済ませなければならない」

どういうことか?と思ったのですが、学生課の方の説明によると、

「出願時に受験番号が割り振られるので、その番号を使って応募する必要があります」
とのこと。
つまり、合否が出る前に先に応募しておかなければいけない、というルールなのですね。
ちなみに都立大ホームページによると2022年度の申し込み締め切りは2/18でした。
(あれ、今年の情報は…?)

ですから、受かってから
「やったー!よし寮を申し込むぞ!」
というのは、間に合わないのです。

これは知りませんでした。わざわざ教えてくださった学生課の方に感謝です!

※ついでに聞いてみましたが他大学との横のつながりはないそうなので、これはあくまでも「都立大の学生寮の情報」としてお読みください。

実際の生活費には、これに携帯電話やタブレット、ノートPCの通信費などもかかるでしょうから、そこをきちんと計算しておく必要があるのは言うまでもありません。

しかし、受験にも、入学してからの教材費にも決して無視できない出費があるわけですから、住居費という固定費を大幅に圧縮できる「学生寮」という選択肢を一度は検討する価値も十分あるのではないでしょうか?

今回は自分でも思わぬ方向へ転んだこの話ですが、同じように
「●●について知りたいけど情報が見つからなかった。
どうやって調べてよいかわからない」
というようなご質問があれば、出来る限りお力になりたいと思います。

こちらからお気軽にどうぞ!

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