高校受験

中学部授業風景⑤-テスト対策「学校の定期試験を成功させる子の勉強方法」

大田区大森の進学塾、大森山王学院の山口です。

9月に入ると公立中学校は中間テスト期間になりました。 大森山王学院は大田区・品川区・世田谷区から生徒達が通っているため、テスト期間はみんなバラバラです。

多くの塾で、「試験対策」・「定期テスト対策」という呼び名のイベント(補習)が季節ごとに行われています。 大森山王学院でも6月には一学期の期末テスト対策が、9月には二学期の中間テスト対策が週末に開催されました。 (7月・8月は夏期講習があったので、6月~9月まで4カ月連続で日曜日開講していたことになります・・・)

前回前々回のブログで社会の授業についてのこだわりを書いているため)

大森山王学院のテスト対策って一体どんなことしているんだ!?

と興味を持たれる方もおられるかもしれません。

実は…

他の塾さんと比べて…

 

ほとんど変わりありません。 (´・ω`・)エッ?

 

多分、そうだと思います(笑)

 

↑これは、Iワークという教材のなかの「試験対策用」に作られた「Iワークプラス」という副教材(小冊子)です。

テスト前は、ほぼこれを使っています。

↑こちらはIワークで試験範囲の英単語をチェック

あえて、他塾と違う部分があるとしたら、英語が苦手な生徒ののみ、英語の教科書本文をしっかり覚える努力をしているということでしょうか。

何度も、なんども、英語を書いて、和訳を書き。和訳を見ながら、英訳を書き。という作業をしていきます。

ただ、この教科書本文暗記は大森山王学院の専売特許などではなく、他塾でも昔からやっていることです。

理科社会は、Iワークの解説をもう一度整理しながら、やはりIワークプラスで問題演習をします。

数学は最初からIワークプラスで問題演習。あとは、なにより学校で使っている問題集やワーク(ほぼほぼテスト当日に提出するよう求められている)、あるいは授業で配られたプリントなどをしっかり解ききって、わかるようにしておくようにします。

なぜこんなシンプルな作業だけをするのか?

 

それで十分だからです。

上記のことをしっかりして内容が頭の中に入っていれば、基本的に学校の定期試験は1科目80点、5科目合計で400点は取れるでしょう。そのくらいの点数は学校の準拠ワーク(Iワークなど)をしっかり解いておけば十分です。

そして残りの20点(5科目100点分)はその子の『応用力』を見る問題です。テスト直前に小手先の勉強でどうにかなる問題ではありません。よって、事前の準備は必要なし。

でも、塾に通っていて、Iワークなどの問題を毎回全部解いているけど、5科目で400点には全く届かないという人もいると思います。私が教えている生徒にも沢山います。

なぜ取れないのか?

答えは単純で、テスト当日までに本人の頭の中でテスト範囲の内容が整理されていないからです。

テストを受ける生徒自身が今回テストで何が出てくるかを理解していなかればテストは成功しません。

今回は「不定詞」と「there is」の文と「主語+動詞+人+物」の文、が出てくるんだ、とか。

(別に「目的語が二つある動詞」とか「第四文型」とか詳しく説明できなくても大丈夫です。)

単語で特に要注意なのは○○と✖✖✖と▲▲▲▲だ。

連語は~~~とーーーーーーが出てくるんだ、といった具合に。

 

学校の定期試験で成功する生徒は、

何がテストで出てくるかを事前に頭の中で整理するために、

テスト範囲の問題を解いて練習します。

そこを意識して問題を解いているかどうか

ただ塾の先生から与えられた問題を一生懸命解いているわけではないのです。

そして、解いている問題(勉強内容)は、試験で上手くいく人も、上手くいかない人も同じです。

だからこそ、塾のテスト対策というのは

教材ではなく

その教材を解くときの講師の側のコーチングが重要

になります。

この単元で重要なのはなに?

自分の中でどれが覚えきれていないと思う?

生徒達が問題を解いて採点に来るたびに、こちらから質問を投げかけますどこが本人の中で整理できていないか理解しきれていないか理解できていない自分にアンテナを張れているかどうか最終的にその問題点がクリアになったかどうかを講師はチェックしていきます。

そうした試験勉強の過程のなかで、「よし、この単元は理解できた。」という自信を積み上げていった生徒は、確実にテストで80点以上取ってきますし、逆に「テスト対策で先生から配られたプリントをいっぱい解いたな」という気持ちだけで終わってしまう子は、残念ながらテスト当日も70点を下回ることになるでしょう。

↑時には、同じ問題で「本人が理解できた」と納得できるまで時間の間隔を置きながら実施し続けることもある。 

明敏な生徒は、自分がテスト範囲の単元をしっかりと理解できているかどうかを、生徒自ら、紙に書いたり、言葉に出したりして、直前に確認していきます。

↑ある生徒がテスト直前に「先生、白板ちょっと貸してください」といって、理科の単元を自分で書いて一人授業をしていました。理解できているかを一人模擬授業で確認したかったみたいです。

 

大手塾の「テスト対策」授業の中には、生徒を20~30人集めて、生徒達が各自の勉強物を持参して解いている、学生の講師1~2名が「試験監督のようにただ座っている」、そんな試験対策もあります。でもそれは本当の試験対策とは言えないでしょう。(もっとも、ほとんどの塾は試験対策を無料で開催していますから、やってくれているだけ感謝なのですが…)

大森山王学院は、通常の授業を同じモード(クオリティー)で試験前のテスト勉強もサポートしています。(もちろん、大森山王学院のテスト対策は無料です。)

 

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大森山王学院では、「今の自分を本気で変えたい」と思っている中学生の皆さんのお越しをお待ちしています。現状の学力は問いません。親御さんではなく、ご本人に「今よりも勉強ができるようになりたい」という意思があること。それが唯一の入塾条件です。受験指導経験豊富なプロ講師が、受験までの走路を的確にサポートします。

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大森山王学院 中学部主任 山口 拓郎

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