中学受験

中学受験について、ゴールというものはない

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こんにちは、学院長の保科です。

今日は以前受けた質問について少し触れようと思います。

「中学受験の勉強をしている上でゴールはどの辺ですか?」

というものでした。

これは、時折ある誤解なのですが、
端的に言えば「ゴール」はありません、というのが回答になります。

中学受験は「行きたい学校に合格する」ためのもので、「偏差値○○に到達する」ためのものではありません。
そして、例えば「偏差値60」という数字を持っていたとしても、それは「偏差値59以下の学校ならどこを受けても合格できる」というわけではないので、注意が必要です。

もう少し具体的な話をすると、偏差値、というのは「全体の中での自分の位置」、つまり「来年受験しようとする小学6年生の中でどの辺りにいるのか」を表す数字です。

そして、受験は椅子取りゲームでもありますから、「○▲中学を志望している人」の人数によって合格率は変わってしまいます。

そういう意味で、偏差値○○、というのは途中の目標に過ぎないのだ、と考えておくと、良いと思います。

よくある誤解について触れてみました。またこういう機会があったら書いてみたいですね。

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