中学受験

塾の夏期講習で、受験生は何をするべきなのかー6年生編②ー

東京都大田区、
京浜東北線大森駅北口から徒歩4分
「逆転合格専門塾」大森山王学院です!

こんにちは、学院長の保科です。

この記事は、塾の夏期講習で、受験生は何をするべきなのかー6年生編①ーの続きです。

前回、

「比の文章題」「図形の頻出問題」

この二点を最優先すべき

キーワードは、「比をそろえる」そして「相似」

 

というお話をしました。今回は「比」についての、詳しい説明です。

「そっちは大丈夫、「図形」の方が心配なのよね」という方は、ちょっと安心して結構ですよ。

次回の記事まで少しだけお待ちください。

「比」という単元は、なぜ重要なのか?そして、「そろえる」とは?

「比」という考え方そのものは、四年生で割合の勉強をしたとき、既に触れています。

しかし、テキストで出てくるのは五年の途中からですね。

この「時期」が曲者です。

ご存知の通り、五年の夏休み前から冬休みにかけては、理科と社会が一気に難化します。

それに押されるように、静かに「比ができない→算数が分からなくなってしまう」生徒さんが毎年たくさんいるのです。

これは、冬期講習会のころにようやく明らかになってくるケースが多いのですが、理科と社会に苦しんでいるまま、結局ズルズルと年が明けてしまい、塾で六年になってしまい、春期講習でまた比との複合問題で分からなくなり…

「算数ができないし、嫌い」

な子の出来上がりです。

ですが、大森山王学院の夏期講習では、これを一気に解消することを狙います。

最初に取り組んでいただくのは、

「連比」「相当算」「倍数算」「消去算」

これだけです。

どれもこれも、「比をそろえる」テクニックを身に着けるだけで、あら不思議。すらすら解けるようになる単元です。

「A:Bは、3:1。B:Cは、4:5。ここまでは、大丈夫かな?」

「うん、大丈夫です」

「じゃあ、どっちにも出てくる比は、何かな」

「えっと、B」

「よし、その通りだよね。じゃ、Bに使われている数の、最小公倍数はいくつかな?」

「4です」

「よしよし。じゃあ、あと一息。『比をそろえて』みよう!」

「あ、そういうことか!」

「そうそう、正解!じゃあ次いくよ!」

授業はこんな感じでどんどん進みます。

今までに、体験授業とその次、二回だけの授業で上の単元四つを全部マスターした生徒さんもいます。

夏前から後で、算数の偏差値は10,2上がりました。

 

これは極端な例だとしても、

「比をそろえる」とは、「最小公倍数の使い方を覚える」ということなのです。

そしてそれが、実にいろいろな問題の<最速の解き方>につながります。

ぜひ、この夏、この機会にそれを完全に自分のものにしてください。

目安としては、授業4回、8時間あれば十分です。

他塾さんと兼塾しながらでも大丈夫。

お盆の期間だけでも間に合います。

あるいは、品川区・港区・世田谷区の生徒さんなら、8月の一週目、月・火・水・金、お通いの塾の始まる前に一日2時間だけ保科にお預けください。

きっと、「できたよ!!」というお子さんの声を聞くことができるでしょう。

さあ、始めるなら今です。

八月なんて待てない、とお急ぎの場合は、お問い合わせフォームから、ご質問どうぞ。

講習のことだけでなく、勉強でいまお困りのどんな質問でも丁寧にお答えします。

さて、もう一つの重要単元、「図形の頻出問題」はどうすればいいのか?

次回(最終回ですね)に続きます。

RELATED POST