山口講師の視点

塾講師がお勧めする、学校休校期間中に中高生に見せたい映画

「ステイホーム」のGW後半戦。

「家でなにして過ごしているの?」と聞くと、ほとんどが

「え~、ユーチューブ見たりとか…」

と返事が入ってくる中高生。

ユーチューブかぁ~。便利なものが発明されてるね。

自分が中高生の時(1990年代)、もしこんなコロナ禍が起こったらどうするだろう?

ウォークマンで音楽を聴きまくっているか、ビデオ屋で映画をレンタルするか…。

 

そうだ、映画だ!!

 

ということで、金曜日(5/1)のZOOMオンライン授業時に、生徒たちに「GWにこれ観なよ」をおススメした映画をブログでも紹介します。

(ちなみに、私はそんなに映画はたくさん見ません。年5本くらい。しかもほとんど邦画です。そして映画館では観ません。すべてDVDレンタル。よって狭い知識の中で、且つ私の個人的な感想です。あしからず。)

 

1 「コーヒーが冷めないうちに」

2018年公開の映画。最初は有村架純と吉田羊という「ビリギャル親子」が共演している、ということで興味を持った程度だったのですが…

いい映画です。

過去は変えられないけど、自分の気持ち次第で未来は変えられる。

というのがテーマなのかな。

そして、

「自分を変えるきっかけはわずか数分(コーヒーが冷めないうちに)の出来事なんだ」ということも、自分の心にグサッと刺さるメッセージでした。

人生って後悔することだらけで、「あの時こうしておけばよかった」というトラウマみたいなことは沢山ある。でも後悔していても始まらないし、前を向いて走らなきゃ…。

そういう気持ちってだれにでもあると思います。たぶんもう中2・中3くらいだったら十分にそういう感情があるんじゃないかな。そういう気持ちを抱えている中高生にぜひ観てほしい映画です。

逆に、「別に悩みなんかないし~。寝たら全部忘れるし~。トラウマってなに?」みたいな子は観ないで大丈夫です(笑)

ちなみに石田ゆり子の母親役が秀逸です。母親役の石田ゆり子と娘役の有村架純が会話する場面って映画の中でわずかに5分程度(コーヒーか冷めないうちに)なんですが、泣けます。素晴らしいです。やっぱり女優だ…。(吉田羊に失礼ですが)ビリギャルの吉田羊よりも100倍くらい石田ゆり子のほうが有村架純の母親感が出てました。

 

2 「かぞくいろ」

2018年公開の映画。上記と同じ、有村架純主演。(別に有村架純ファンなわけではないです)

もし観るなら、「コーヒーが…」を見てからこっちを見るといいかも同じ有村架純が、しかもほぼ同じ時期に撮影した映画なのに、全然違うキャラクターを演じている姿をみて惹きつけられるものがあります

25歳の主人公「晶」(有村架純)が、夫に先立たれ、連れ子だった10歳の血の繋がっていない息子と一緒に、疎遠だった夫の父親(国村隼)のもとに行き暮らすようになる。そしてそこで「晶」は電車の運転手になる、というストーリー。

10年位前に2本続けて公開された「RAILWAYS」シリーズの第三弾です。私は前作、前々作も大好きで、特にシリーズ1の「49歳で電車の運転手になった男の物語」(中井貴一主演)は何度もDVD借りてきて観たぐらいでしたが、今回のシリーズ3は一番良かった。

「電車の運転手になる、っていいな」というより、「何かに挑戦する、っていいな」と心動かされた映画でした。

しかも、主人公が25歳というところが、またすごくいい点。

中3生の生徒達には「みんなの10年後だね」と伝えました。

今は15歳。中学生。あるいは16歳~17歳の高校生。

でも、そんなみんなだって8年後、10年後はどうなるかなんてわからない。子供がいるパートナーと結婚して、でも結婚後すぐにその相手が亡くなってしまって、血の繋がりがない子供と一緒に親子として暮らしていく、なんてこともあるかもしれない。決してそれは不幸なことでも悪いことでもないし、同時にそういう状況になった時、自分の生き方や考え方がすごく問われるかもしれない。感情とか使命感とか責任感とかだけではまとまらないぐらいの。

こういうテーマの映画って、虐待とか理不尽な境遇とか、そういうところにフォーカスした内容が多い気がするのですが、この「かぞくいろ」は全く違う。主人公はものすごく悩みなながら葛藤するんだけど、精一杯前を向いている。明るく生きようと努力しているそこがめちゃくちゃ感動します。

夫の遺灰を抱えながら、10歳の息子と一緒に「線路は続くよ、どこまでも…」の歌を唄っている有村架純に涙しました。

こちらも、将来のことを漠然と不安に感じたり、なにかモヤモヤな感情を抱えている中高生に観てほしい映画です。きっと、なにか感じるものがあるのではないか、と思います。

 

- 中高生へ伝えたいメッセージ 

ところで、あなたは自分の人生の主人公になってますか?

↑なんか、哲学っぽくてすみません(笑)

こういうコロナ禍の中で、学校も部活も習い事も中止になって、毎日紋々としているかもしれない。気が付くとダラダラしている、という自分が嫌になるかもしれない。それはそれで、過ぎてしまった期間はしょうがない。

でも、一旦映画でも見て、明日からの自分の人生を考えてみると良いかもしれません。

今はたしかにピンチな時です。だれがどう見てもエマージェンシーだと思う。でも、それってある意味、自分の人生をドラマとか映画に見立てたら面白い展開だと思わない?

大変なこととかもいっぱい起きて、途中でくじけそうになったんだけど、もう一度気持ちを取り直して、チャレンジして諦めないで努力して、最後はハッピーエンド。ピンチをチャンスにした。ほら、いい映画だ!(笑)

決して「世界を震撼させるウイルスの脅威」みたいなハリウッド映画の端っこで、「犠牲者の一人」みたいなわき役を演じたらダメですよ

自分の人生の主人公にならないと

 

学院長も以前のブログで述べてましたが、私たちはあなたが自分の人生の主人公になれる方法を考えるサポートをします。なにか感じるところがあれば、ぜひうちの教室に連絡してみてください。