山口講師の視点

2020年度都立高校入試「社会」の問題解説②

大問4 歴史

 

問1 簡単すぎる問題。

ア=大宝律令(飛鳥)、イ=武家政権と公家政権(室町)

ウ=鎌倉で樹立(鎌倉)、エ=国分寺(奈良)

答え:ア→エ→ウ→イ

 

問2 簡単すぎる問題。

Ⅲの文章→「書院造」=室町 よって答えは「イ・B」

 

問3 ちょい難。でも、思考力の問題

天明がいつの時代かわからなくても大丈夫!

江戸時代に飢饉があったことに注目

→江戸の三大改革が必要だった江戸後期だ!

=答え:「エ」

 

問4 簡単すぎる問題。 (時事問題・渋沢栄一、やっぱりきましたね!)

 ア→国家総動員法(昭和初期)、イ→官営製鉄所(八幡)明治末期

   ウ→ラジオ放送(大正)、エ→廃藩置県(明治初期

で、Aの期間は「大正」。 答え:「ウ」

 

 

大問5 公民

 

問1 簡単すぎる問題。

内閣の仕事→答え:「ア」(条約の締結

 

問2 (前回のブログで取り上げた超難問の話)←詳しくは「都立高校入試「社会」の講評」をご覧ください。

答え:「ウ」

 

問3 「社会資本」の話。平成22年度か平成23年度あたりに、社会資本の問題ありましたね。やった人は当たり前の問題でした。

社会資本=社会(国など)が持つ資産、つまり「道路」や「公園」などです。

答え:「エ」

 

問4 ちょい難。

※今年は「民営化問題」も出る可能性がある、と私は事前に生徒達に伝えましたこれも「入試を知り尽くした」講師ならわかるはずです。

今回の問題は1980年代のいわゆる「3公社5現業」時代の話。一択で答えは「イ」です。もちろん、こんな民営化の問題は中学生は習いませんゆっくりグラフと資料を見比べながら解けば、中曽根政権時代の民営化政策なんて知らなくても「イ」で答えられると思います。でも、入試当日、受験生たちができる限りストレスなく、シャープに問題にこたえられるようにするのが塾講師の役目。出る可能性のあるところは、教科書になくなって私は教えます。

 

 

大問6 再び、複合問題(主に国際問題)

 

問1 古い順に並べる

エ(三国同盟・第一次世界大戦)→ウ(国際連盟・第一次世界大戦後

→ア(EC発足・1967)→イ(地球サミット・1992

 

問2 一番お金がなさそうなCが「エ」。次に貧乏そうなAが「ウ」。BのサウジとDのポルトガルはお金持ってそう。だけど、サウジはオイルショックの影響を受ける→サウジが「ア」、ポルトガルが「イ」。

で、Ⅲの文章はOPECでどう見てもサウジ。よって答えは、「B・ア」。

 

問3 再び記述の問題。今や社会は記述たった2問だけ。しかも、この「ODA」の問題、過去の都立入試の問題で2回も出ましたね。しかも同じ大問6の問3で。作成者が時間なくて、以前の問題を半分コピペしたのか?と疑いたくなるくらい、残念です。(まぁ、過去問やりまくった受験生の皆さんには簡単だったでしょうが…)

答え:贈与→貸付。資金援助→技術協力。(日本はODAに出すだけのお金がないから)←これは書かなくていい…

自助努力を後押しし、自律的発展を目指している。←本文そのまんま。

 

令和2年度の都立社会の問題の解説、以上。

「2020年度都立高校入試「社会」講評と解説のまとめ」に続く