高校受験

受験っておもしろい。-着任の挨拶に代えて-

 この度、高校受験・大学受験担当講師として大森山王学院に着任いたしました、山口拓郎です。

 保科学院長のお招きにより、大森・蒲田エリアの高校受験生の皆様にお会いできることを大変うれしく思っております。

 「大田区も小・中学生たくさんいるな!」というのが着任2カ月の感想です。これまで東京の多摩地区を中心に教鞭をとってきました。まだまだ地理には疎い大森・山王地区。仕事の前に早めに到着して近隣を散歩することを習慣にしています。住宅地の道も商店街も初めて見る新鮮さを味わいながらの散策ですが、どの地域を歩いていても変わらない風景があります。それは午後の時間帯、学校を終えて下校する小中学生の姿、そして学校の校庭から聞こえてくる小学生が遊んでいる様子、部活に励む中学生のかけ声です。富士山の麓である山中湖の湖畔にいても、観光客でごった返す京都の清水寺近くにいても、日本には必ず学校があり、生徒たちがいて、部活をしている。素敵な光景です。この大森・山王エリアも然り。地理的には左も右もわかりませんが、子供たちの元気な様子を見て自然と顔がほころびます。

 さて、十代とりわけ中学生のお子様を育てておられる親御さんにとって、多感な時期の我が子と向き合う毎日はそんな穏やかなものではない、というご意見も重々承知しております。

「毎日が戦い」

「数年前まではこんなんじゃなかったのに」…。

これもまた、日本のどこにいても(それこそ観光名所のすぐ横にあるお家でも)ずっと続いてきた風景です。同時に、多感な10代だからこそ、これから進路を決めていく時期は、とてつもない成長と感動を生み出す、ということも我々塾講師は経験を通して確信しています。子供たち本人が、繊細な感情ながら自分自身となんとか向き合い、時に大きく悩みながら、自らの進むべき道を考える。そして実際にその道を前進するために自分の足で走り出す。ゴールはずっと先でしょうが(我々大人もまだゴールには程遠いですが)、一里塚まで駆け上がってふと後ろを振り返った時、子供たちは必ず「こんなに高いところまで上ってきたんだ」と、言い知れぬ達成感を味わいます。いうまでもなく、この達成感は周りの大人が提供できるものではありません。

昨今、いろいろな弊害ばかりが語られる日本の受験制度ですが、私は15歳、18歳、という時期に与えられた受験という関門はとても面白く、そして素敵なものだと思っています。加えて、この最高の達成感をこれから社会に出ていく子供たち全員にぜひ味わってほしい、とも願っています。子供たちが最初の一里塚を走りきるまでの間、子供たちと伴走するのが我々の務めです。手前味噌ではありますが、私はこの伴走に絶対的な自信をもっています。もし今後、受験にむけてご相談いただけることがあれば、お気軽に大森山王学院へご連絡ください。一緒に走り出す、一緒に乗り切る方法を必ずご提案します。

保護者の皆様、そして地域の皆様、なにより大森山王学院の生徒の皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。