中学受験

「勝って兜の緒を締めよ」ではなく…(前編)

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こんにちは、学院長の保科です。

今日はちょっと厳しい意見を書きますね。

「中学受験(または公立中高一貫校の試験)が終わった後、英検を取るとよい」

と言う、ある実力のある先生のご意見に対して、

「受験勉強でいっぱいいっぱいで英語の勉強には手が回っていないから大変そう」

とお答えになった保護者さんがおいでになった。

これは、ある意味とても頷けるコメントです。
中学受験はそれこそかなりのものを犠牲にして成り立つものです。
その中で言えば英語の勉強など、帰国子女入試などで利用されるのでない限り、かなり早期に投げ捨てられていても驚きません。

ですが、ここで僕が声を大にして言いたいのは、

「行ける!(中学受験した生徒にはそれだけのポテンシャルがある)

むしろその期間に勉強をやめると学力が急降下する危険性が高いので、中学の準備はすぐ始める方が良い!!」

(そういう意味で5級、できれば4級までの勉強、というのは賛成です)

と言うこと。

具体的にどれくらいまずいのかと言うと、

2ヶ月休んだら小4レベルまで戻る

と思っていただきたいです。

ですから、よく生徒が言う

「受験終わったら遊びまくる!」
というのは、
「入った学校でビリになる!」
と宣言するのと、そう大差ないとお考えください。

理由は単純で、

同じ試験を勝ち抜いた同級生になる仲間が
「入学後のために勉強をやめない」可能性があるからです。

そして当然ですが上の学校になればなるほどその確率は上がります。

今から半年後の話をするのも気が早いですが、
大事なことなので触れました。

というか、また何回かほぼ同じ内容のことを書き続けると思います。
それぐらい、重要なことなんです。

ところで、中学受験についてはいわゆる

「勝って兜の緒を締めよ」

が成り立つのですが、公立中高一貫校の場合はどうでしょうか。

後編では、それについて書こうと思います。

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