高校受験

2022年度高校受験・大学受験終了②-高校入試振り返りと都立予想平均点

大田区大森の進学塾、大森山王学院の山口です。

さて、今年の都立高校入試(共通問題)を少し振り返って、以下に記録を残しておきたいと思います。

今年は全体的に難化した年だったな、と感じます。

まず2月15日に行われた神奈川県立の高校入試を受検した人は、問題が一気に難しくなって度肝を抜かれたかと思います。(私が指導している神奈川県立高校受験生たちも、自己採点時に真っ青でした。

結論から言うと、受検者平均点も相当下がったようで、神奈川県立の高校は当初の合格基準点マイナス50点位をつけても余裕の合格でしたね。(私の県立生も受かりました。)

2018年、2019年と神奈川県立は難しい問題が続き、2020年、2021年は反動で簡単になりました。今年は難化したが、冷静に振り返ってみると「2019年度よりはやや簡単か」という内容だったかと思います。ただ、入試当日は問題が3年前のような難しい状況になるイメージができておらず、受験生たちは緊張負けしてしまったのでしょう。(実は、私の生徒達は入試後、神奈川県立、東京都立の今年の問題をもう一度解いて、解説会をしているのです。入試後に問題を解いてどうする、と思うかもしれませんが、生徒達は『なーんだ、結構簡単だったんだ。』と振り返ることができ、気持ちが整理されています。こういう作業って大切です。)

さて、2月15日の神奈川県立の問題を見て、2月21日の都立高校入試も「荒れるだろうな」と私は予測しました。

それで、急遽都立高校入試を受ける生徒に用意したのが、平成10年~平成14年の都立高校入試の過去問でした。

神奈川県立を分析して感じたのは、「昔の『詰込み型教育』の問題に戻ってきているな」ということ。指導要領が元の形に戻ってきているので当然ではあるのですが、やはり平成15年度から(ゆとり教育が始まり)入試問題が一気に簡単になって、平成24年度くらいから揺り戻しで難しくなってはいるものの、東京都立は「未だ入試問題は簡単」です。

私の生徒達は、既にできることはやりつくしている感がありましたが(都立過去問は平成15年から令和3年まで19年分解いて理解していました。)、「もう一歩踏み込もう」ということで、平成10年~14年までの問題を「社会」のみ実施しました。

問題の内容云々ではなく、「与えられている情報に対して、どう対峙するか」という『解き方』の面で、平成14年以前の問題は難問(もしくは良問)だと感じます。

この直前の対策が合否を分けたかどうか、はわかりませんが、結果としてこの対策は都立入試当日の「社会」で功を奏しました。令和4年度の都立高校入試は「社会」が大幅に難化。多くの受験生が苦しんだようです。がしかし、私の生徒たちはその社会をかなり余裕で突破100点、95点、95点・・・・。自己採点の結果、高得点が並びました

さて、「理科」は昨年度が難しかった反動で、昨年と比べるとずいぶんと楽になりましたね。それでも、まだまだ「難しい問題」の範疇にはいる内容でした。

私の予想では、今年の都立高校の平均点は、社会48点理科55点。おそらく、「理社を制した者」が今年の受験を制した、と言っても過言ではないほど、理社で苦しんだ入試だったかと思います。

数学68点。(←数学は今年簡単すぎでした。作った人は何を血迷ったのでしょう?)

国語70点。(昨年よりは難しく(?)しましたね。でも、これじゃあ東京都の15歳の学力を計れませんよ。相変わらず『やる気のない』問題です。)

英語57点。(まぁまぁの難しさ。去年は長文が奇をてらう問題でしたが、ことしは会話文の中身に文法と単語を問う問題を忍ばせており、良い問題だったと感じます。)

結果は、どうなるか。平均点の開示は6月ごろです。

2022年7月追記:平均点が出ました。

社会は49点(+1点)←ほぼビンゴ。

理科は61点(+6点)←微妙にハズレました。

数学59点(-9点)←大誤算!というか、「あんな簡単な問題で」平均60点以下なんて東京都の中学生大丈夫か?

国語69点(-1点)←ほぼビンゴ。

英語61点(+4点)←ニアピン。

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