高校受験

成績を上げられる生徒の特徴③~「他人に対する敬意」

大田区大森の進学塾、大森山王学院の山口です。

以前のブログで、「宿題をやってこなかったり、答えを丸写ししたりした場合は、私は烈火のごとくキレます。」なんて表現を書きました。(←某卒業生曰く『怒りオヤジ山口』だそうです笑)

私は、宿題ができなかったこと自体を叱ることはしません。

もっと言えば、テストで0点をとろうが、成績で「1」をとろうが、それはそれでしょうがないことだ、とも思っています。

また、生徒が「やっちまった」時も、基本的に「そうなんだぁ」という感覚です。

かつては、受け持つ学年の中にタ〇コを吸う生徒が何人もいました。(最近の中学生は本当に減りましたね!)

入試の直前だけ禁煙させました(入試当日に受からないため)。

受験生が無免許バ〇クで暴走して警察のお世話になったときも、「そっか、そっか。怪我がなくてよかった」…。(もちろん警察官の方からはこってり絞られました。)

だって10代ですから。大なり小なりいろいろ躓きながら成長していきます。

そんな私が、新入塾生に対して必ず伝えること。

「どんな失敗をしてもいいけれど、先生や親を舐めないこと。『先生をナメたな』という時は先生もめちゃくちゃ叱るからね。

よって、「宿題、しっかりやって来いよ」と言って、「わかりました」と約束し、

次回の授業で「やってきました」といいつつも、ただ「答えを丸写ししてきた」場合などは、前述のとおり激しく𠮟ります。

答えを丸写しして宿題を提出することは、「先生を舐めた」行為の最たるものの一つだと思います。

先生を「騙そう」としたわけですから。

「遊びすぎて出来ませんでした。ペコリ。」の方がまだいいです。(もちろん、それはそれで怒られるとは思いますが…)

先生だろうが、親御さんだろうが、舐めたらイカンよ。

※ちなみに、宿題の答えを写したのはどうしてわかるんですか?と以前卒塾生に聞かれたことがありますが(あくまでその子も卒塾した後に聞いてきた)、経験を積んだ教師はみんな『字』を見ただけでわかりますよ(笑)何十万回、何百万回って採点しているんだから…

なぜナメたらいかんのか?

それは、受験に響くからです。

言わずもがな、普段から「答え丸写し」なんてしていたら知識もへったくれもありません。学力は伸びないでしょう。

加えて、普段から大人をナメて「その場しのぎ」の騙しをしていると、当然ながら「辻褄の合わない」人生が始まります。辻褄の合わない、その場しのぎの帳尻あわせの毎日は、その人を蝕みます。自尊心が低下し、大きなプレッシャーの波が来るとそれに飲み込まれていきます。

10代の若者にとって、そのプレッシャーの波が一番強く感じるのは、おおよそ受験前です。

間違いや自分の至らなさを誤魔化してきた受験生の受験前の不安定さは目も当てられないくらいひどくなることがほとんどです。

そして、入試当日。それはそれは悲惨なものになる。(入試当日まで踏ん張れない生徒もかなりいますね)

普段から、受験の相当前から、学力云々ではなく、そういう学習態度を変えていかないといけません。

逆に、「他人への敬意」をしっかり持っている子、慈悲深い子、というのは正しい受験勉強を積み重ねていくと、信じられないくらい受験が上手くいきます。

なぜか。それは上記のネガティブ面が払拭されるだけでなく、受験直前に「敬意を抱いている人たちのために」頑張ろうとするからだと、私は推察しています。

受験はだれのためにあるのか?

「それは自分自身のためだ」

とほとんどの人はお答えになるでしょう。

正しいと思います。

でも10代の若者たちが、受験直前そして受験当日の忍耐力、集中力、パフォーマンス力を発揮する原動力は、「自分自身のための受験」という大義名分だけではちょっと足りないと感じます。

「今まで応援してくれた家族のために合格したい」、「一生懸命サポートしてくれた先生に胸を張って合格を伝えたい」。

そういう気持ちが、受験生活最後の力になり、受験当日の緊張をはねのける力になるようです。(実際、多くの卒塾生はそのことを後日語ってくれました)

普段から、周りの大人たちに敬意を示していると、そういう気持ちが自然と醸造されていきます。

今、(特にまだ小学生の)お子さんの様子を見ていて、

「答えが間違ったときに、×をして答えを書くのではなく、一度自分の間違っている答えを消しゴムで消して、ただしい答えをもう一度書いて〇をつけるクセがある子」

「宿題をやっていないのに、『もうやった』の問答が習慣になっている子」

「課題忘れ等を『やったけど家に置いてきた』等の言い訳で済ましてしまう子」

今の点数、学力なんてどうでもいいので、まずその習慣を治すところから始めることをお勧めします。

今まで、できていない自分を隠す・騙す、の症状が出ていた子の多くは、小さいころから親御さんや先生から「目に見える数字や結果」ばかりを重視されてきたことが原因でそうなっていました。

宿題が終わらないと親が怒るから(やると先生が喜ぶから)。

いい結果が出ると親が喜ぶから(悪い結果だと先生が怒るから)。

ゆえに、私は「結果」を見て、褒めることは基本しません。

受験に受かるのは喜ばしいことですが、合格そのものを褒めたりはしません。

そこまでの努力を褒めるだけです(よって、不合格でも褒めます)

 

むしろ、大人の顔色をうかがって誤った行為をした時だけ叱るようにしています。

 

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大森山王学院では、「今の自分を本気で変えたい」と思っている中学生の皆さんのお越しをお待ちしています。現状の学力は問いません。親御さんではなく、ご本人に「今よりも勉強ができるようになりたい」という意思があること。それが唯一の入塾条件です。受験指導経験豊富なプロ講師が、受験までの走路を的確にサポートします。

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大森山王学院 中学部主任 山口 拓郎

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