東京都大田区、
京浜東北線大森駅北口から徒歩4分
「逆転合格専門塾」大森山王学院です!
大田区立山王小学校の目の前にありますが、大田区では馬込第二小学校、入新井第一小学校。品川区立では伊藤小学校、大井第一小学校、伊藤学園、原小学校、山中小学校から徒歩圏内にある進学塾です。
(他には、大田区なら馬込第三小、馬込小、志茂田小、小池小、開桜小、糀谷小、大森第一小、梅田小、久が原小、入新井第二小学校。品川区なら浜川小、浅間台小、立会小、日野学園、品川学園。また、港区や目黒区からも通塾されています)
こんにちは。学院長の保科です。
早速後編に参ります(前編はこちら)。
親のかかわり方:三つのポイント
入試本番まであと50日と迫ったこの時期に、保護者の皆さまにぜひ知っておいていただきたいことがあります。
(前編では「お伝えしたいこと」でしたが、こちらは「重要な事実」です)
それは、
ここからの50日間で、子どもの伸びを左右する最大の要因は「親の関わり方」だということ。
ついつい口を出したくなるかもしれませんが、学習内容(何をするか)や勉強量(どれくらいするか)は、すでに塾や本人が最善を尽くしています。いるはずです。
ですから、たとえ成績が思わしくないように思えても、今から新しいことを無理に詰め込む必要はありません。むしろ、この時期の教材の追加は致命傷になる恐れさえあります。
それよりも大切なのは、お子さんが
「確かにしんどいけど、自分は大丈夫だ」
と思える状態で本番を迎えられるかどうかです。
そこに持っていくためには、保護者さんは具体的に何を意識すればよいのでしょうか。
とても重要なかかわり方のポイントがあります。
ぜひ、ゆっくりお読みになってください。
まず一つ目は、今までにも何度か同じ趣旨のことを書いてきましたが、
結果より過程を見ることです。
様々な学校の過去問に挑んでいれば、点数が思うように出ない日もあるでしょう。そんなときこそ、
「どこができなかったの?」「なんでできていないの?」
ではなく
「最後までよく取り組んでるね~」「空欄が減ったね!」「ついに計算満点になったね!」
という声かけがベターです。
お子さんはなんだかんだ言ってもまだ小学校6年生です。
そのまだまだ幼い心を、この「認めてくれている」声が支えるのです。
二つ目は、
保護者が感情を安定させることです。
子どもたちは急激に成長していますし、国語で心情を読む練習も沢山しています。
ですから、親の表情や声のトーンから、不安を敏感に感じ取ってしまうこともあるのです。
親が落ち着いているだけで、子どもの集中力は驚くほど変わります。
よく「お母さんは女優であってください」と言われますが、難しければ、まず一つ。
「何か言う前に、ほんのちょっとだけ立ち止まって考える」
これだけで大きなトラブルはかなり避けることが出来ます。
そして三つ目は、
家族の生活面を出来る限り整えることです。
言うまでもなく、
・十分な睡眠(最低6時間。出来れば、7時間半)
・温かい食事(どうしても忙しければスープやお吸い物でも効果は大きいです)
・先手の体調管理(ちょっとでも頭痛や熱がある時は一旦休息を取る。回復しなければ塾も学校も休む)
これは立派な、そしてわれわれ塾講師にはほとんど不可能な受験対策です。
「もっと勉強しなさい!」よりも、「今日は早く寝ようか」という一言の方が、結果につながることも少なくありません。
そして最後に、これだけは強くお伝えします。
お子さんは、ここまで来られた時点で、すでに十分頑張っています。
ご家族もそうです。素晴らしいチームと言って良いでしょう。
50日後。
本番の教室に入るとき、必要なのは「完璧な準備」ではありません。
「ここまでやってきた」という確かな実感と、
「大丈夫だよ」と背中を押してくれる存在です。
保護者の皆さまのその一言、その姿勢が、子どもの力を最後の最後で引き出します。
例え反抗期が爆発していると感じていても。
暇さえあれば寝転がろうとするとしても。
気が付いたら母のスマホを使ってYouTubeやInstagramを見ていたとしても。
どうかあと少し、愛する我が子を信じてあげてください。
そして、これまでの歩みを誇りに思い続けてください。
50日後、胸を張って会場へ向かえるように。
入口から力強く送り出せるように。
長い戦いも後ほんのわずかです。
今この瞬間から、
親子で一緒に、
静かに、
力強く、
ゴールへ向かっていきましょう。
僕たち塾講師は、そんなご家族を精いっぱい応援していきます。
もしも、受験校の選択、模試を受けた後の復習や分析はどうすればいいのか、冬期講習期間の過ごし方、受験学年ではなくてもこの先どのようにお子さんをサポートしていけばいいのかなど中学受験の情報についてお困りの保護者さんは、いつでもご相談に乗っておりますので


