高校受験

卒業生、期末試験で技術家庭科の質問に来るー尊い行動

東京都大田区、
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「逆転合格専門塾」大森山王学院です!
こんにちは、学院長の保科です。

タイトル通り、卒業生のMさんが質問のため、
大森山王学院の僕のところにやってきました。

卒業生といっても、中学2年生なのですが。

 

彼女は5年生の3月に僕のところに来た子ですが、最初から中学受験はしない、という姿勢を明確にしていた(大森山王学院の生徒としては)珍しいタイプです。

「受験組に負けたくない」
「ちゃんと算数ができるようになりたい」

そういう思いでやってきて、実際に一年間で算数二年分をやり切り、最後は公立でやらない「年齢算」「和差算」などにも手を出して、楽しそうに中学校に入っていきました。

そんな彼女が来るというので、言い方は悪いですけれども
「(僕と勉強して算数数学のやり方が分かった、という)貯金が尽きて数学が厳しくなったのかな」と思っていたのですが、彼女の質問は全くの予想外。

「保科先生、技術家庭教えてください」
「へ?」

なんと、回路図(特に、検流計などの使い方、測定値の読み方)についてでした。

彼女曰く、学校の先生の説明が小声の上にスピードが速く、後ろの方ではほとんど聞き取れない、とのこと。

まあそれは本人の言い分なので実際はどうなのかハッキリ言って不明ですが、

「わからないところがあったらわかりそうな人に聞く」

これ、超重要な姿勢です。

苦手なもの、よくわからないもの、覚えられないもの。
9科目学んでいれば、当然ながらそんなものはいくらでも出てくることでしょう。

中学受験で言えば、算数の特殊算の種類とか、全部間違わずに解法を言える生徒なんてごく稀です。

苦手がある、それは決して悪いことではない。
良くないのは、それを放置すること。

「今回のテストで他のところで点取れるからいいや」

それは危険な考え方です。
Mさんが偉いのはここで「知っているであろう大人」を探して、試験前に何とかしようとした、その一点につきます。

彼女ほどの行動力を発揮しなさいとまでは言いません。
しかし、終わってからでも構いません、時間のある時に対策をちゃんと立てましょう。

どうしていいかわからなかったら、学校や塾の先生を頼りましょう。

「苦手を何とかしたいんです」

決して言いやすいセリフではないことを口にして質問や相談に来るあなたを、先生たちは無下にあしらうことはしないはずです。

もしも、それでもどうしても頼りになる大人がいなかったら、僕たちに話してみてくださいね。

直接ではなくても、オンラインという手段もあります。

悩んでいるだけでなく行動に移して踏み出すあなたを、僕たちは必ず支えますよ。

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