大田区大森の進学塾、大森山王学院の山口です。

少しずつ一学期の期末テストが返却されてきています。
悲喜こもごも、爆発的に点数が上がっている中学生がいる反面、点数が振るわない中学生もいます。
①「全力でがんばった(つもりだった)のに、結果はでなかった」人、
②「今回の点数の不調は、そうなるだけの理由がある(身に覚えがある)」人。
大人からすると、結果を見ていろいろ言いたくなることもあると思いますが、生徒たちにとって、テストの点数を自分の思うままにコントロールするのって、すごく難しいことだと思います。
「この範囲が理解できたら、あと10点上がる」とか
「こういう文章を書けるようになると、記述で点数を上げられる」といっても、
それをすぐに実践できるようになるほど中学生は大人ではありません。(大人だってむずかしいわけですから)
勉強量だって然り。
はなっから「テスト勉強しないでおこう」なんて思っている中学生は少数で、多くの生徒は最初は「頑張ろう」を意気込んでスタートします。
言わずもがな、毎日の生活に忙殺される中、その予定はどんどん狂っていき、テスト直前に「時間が足りない」となるのです。(多くの学校や塾で「テスト勉強の計画表」なるものを配って書かせていますが、あんなの書いたくらいでみんな頑張れたら苦労はしません)
テストが不調な結果に終わったときに、やるべきことはたった一つ。
分析すること。
「テストの問題」ではなく、「テストの点数の上げ方」をです。
※テスト問題の間違えたところを全問見直す、という作業を大切にしている人もいますが、全員が必要な作業ではない、と私は考えます。(半分くらいの中学生にとっては無意味です)
●単純に、勉強時間が足りないのか(中1・中2生の多くはこの問題を抱えています)
●勉強のやり方が悪いのか(中1・中2生の「成績上位者」が不調の時に陥りやすい問題)
●絶対的な学力が足りないのか(中3受験生が多い。中1・中2の復習部分がボロボロの状態)
●根本的に解決しないといけない問題があるのか(これは色々なケースがあります。注意力が欠如している人、学習上のディスアビリティを抱えている人、ゲームや動画などが中毒になっており記憶の阻害になっている人など)
ほとんどの中学生はいくつかの問題を同時に抱えています。
いずれにしても中学生本人が気づけるものでもなく、周りの大人が把握する必要があると思います。
プロ塾講師の場合、数時間その中学生の問題の解き方や考え方を見れば、おおよそ、その子が抱えている問題がなにかを掴めるはずです。

うちの塾の生徒も、それぞれ、課題を抱えて入塾しました。
結果を出し切っている生徒もいますし、今まさに「問題」と戦っている生徒もいます。(いうまでもなく、結果を出している生徒たちもかつてはもがいていた時期がありました)
今回の期末テストもまさにそうです。
爆発的に点数が伸びている生徒もいる一方で、まだまだ苦しい生徒もいる。
今週はテスト結果を聞きながら、それぞれ「分析」をしました。


受験を迎える中3生にとっては、学校の定期テストは残り2回。
焦りますよね。
でも、やるべき課題が見つかったら、あとはそれを実直に、かつ可能な限りハイペースで進めるしかない。
でも、正しいやり方で、最後まで努力すれば、可能な限りの結果が必ず出ます。それはうちの塾の卒塾生たちを見れば明らかです。みんな最後は、「やり切った」感をだして、次のステップに進んでいます。みんなもきっと大丈夫。



さて、1学期の分析ができたら、それを夏休みに実行へと移します。
次の勝負は9月。二学期中間テスト!
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