大田区大森の進学塾、大森山王学院の山口です。
本日2月21日(水)。無事、東京都の都立高校入試が終了しました。
今年は大森山王学院から6名の中3生が受験に臨みました。
私立高校推薦入試や都立高校推薦入試などで少しずつ合格がでて、最終的に本日の都立高校一般受検まで戦ったのは3名でした。
↑直前の日曜日も特訓授業を行っていた3人。
今年の受験生はみんなハイレベルな学力をもった集団で、一人一人志望校こそ違いましたが、ものすごく気合の入った学年になりました。
夏期講習の時期から、それぞれが出せる全速力で受験生活を走り抜けていましたね。
夏期講習の様子
目標が高い分だけ、受験が近くなるとピリピリした空気が流れていた時も多々ありました。乗り越える壁が日に日にハードになっているのを、教えている私も、乗り越えるべき生徒達も感じていたと思います。
冬期講習の様子
でも、誰一人最後まであきらめたりせず、立派だったと思います。
発表は3月ですが、ひとまず今夜で受験生としての生活は終了です。受験生の皆さん、本当に1年間お疲れさまでした。
最後の日曜特訓授業の最後で受験生たちにこんな話をしました。
「記録に残らなくてもいい。記憶に残る入試にしよう。」と。
高校に受からなくてもいい、という意味ではありません。
ここまで頑張ってきたんだから、最後は合否ではなく、「素晴らしい受験勉強だった」という誇りをもって、しっかりと入試を受けてきなさい、ということです。
入試の途中でふと自信がなくなったり、パニックになったりすることもあるかもしれない。もしそうだとしても、「落ちたらどうしよう」なんて邪念は持たないように。
とにかく、今ある問題をしっかり解くように。(仮に受からないとしても)受験というこの日の記憶をしっかり残せるように1分1分ベストを尽くしてほしい、そんな思いで伝えました。
受験って、人生で1~2回しかない貴重な機会です。最終的には第一志望に無事合格するかしないかは、のちの人生であまり重要な要素ではない、ということは多くの大人の方が納得されている事実です。でも何年、何十年かが経ったときに、ふと振り返って、
「あの(受験)の時、自分は本当に頑張ったな。」
と思える人生であってほしい、と塾講師の私は願っています。
人生で1度か2度しかない「受験」は、その人にとって、いい記憶、いい思い出であってほしい。
今年の受験生は「いい記憶」をつくれたかな?
合否以上に、そのことを私は心配しています。
そして、その答えは、いつも5年後、10年後に「卒業生」となったかつての生徒達に教えてもらっています。
今日の受験生たちの未来に幸あれ。
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大森山王学院 中学部主任 山口 拓郎
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