中学受験

中学受験算数:子供でも進捗状況への意識は重要

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こんにちは、学院長の保科です。

今日は子供の意識について書きます。
社会人経験のある方であれば、自分の関わっている仕事の進捗状況を把握しておくことは非常に重要であることはお気付きでしょう。

これは、実は受験勉強でも同じことが言えます。
僕たち指導する側がそれぞれの生徒が今何をしていて、どれくらい進められているかを知っているのは当然ですが、生徒自身にも当てはまるのです。

一つ例を挙げましょう。

僕は六年生の算数を教える時に、特に事情がなければ「四科のまとめ」(四谷大塚)を使います。

全員がどこまで進んでいるかをホワイトボードに書き込みもします。
正直な所、最初は嫌がる子の方が多いですね。

しかし、そのうち数字が増えていく事に楽しさと喜び、達成感を感じ始めます。
そしてその次に、仲間の進み具合が気になり始めます。

ある程度仲が良ければ、競い合いも始まります。

「今日、いくつ進んだ?」
「オレ4つ!」
「同じだ!明日は勝つ!」
「負けねーし!」

とっても、いい関係ですよね。

この「自分と他の子の進捗状況」に意識が向いた子から、成績が伸び始めるのは興味深い事実です。

 

 

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