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「逆転合格専門塾」大森山王学院です！
こんにちは、学院長の保科です。
唐突ですが、学院長は宇都宮に出張しておりました。
大森山王学院と同じように開成・桜蔭などの御三家や豊島岡、渋幕（渋谷教育学園幕張）などにも合格実績のある、興味深い塾を回っていたのですが、それはまた別の話として。
せっかくなので生徒にお土産を買ってきました。
中学受験の地理でもよく出題されますね。
ご存じ、栃木の名産品、イチゴ「とちおとめ」のチョコサンド。
これは普通に人気だったのですが、
天邪鬼な僕はもう一つ買ってきました。
「あれ？なんか見たことある」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
スーパーやコンビニでたまに見かける、アレです。
味が面白そうなのと、
生徒が普段どれくらいお店に行っているかがわかるかな？という思いで購入。
案の定、一人目の生徒が帰るタイミングで開けて配ったところ、こちらの方が
「なんですか、これ？」
「レモンって教科書載ってた？」
などと、しっかり興味を引いたようでした。
「いい質問だね！レモンはね・・・」
などと早速、栃木県の名産物の話に持って行く僕。しめしめです。
が、数分経っても
一人会話に加わらないKくん。
ブツブツ言いながら問題を解くのをやめないので、
「Kくん、先生のお土産のお菓子、あるよ」
と、そばまで行って呼びかけたところ、振り向く。
そしてレモンクッキーの方を見て、目を丸くしたかと思うと、
「先生、なんですかあれ。買ってきたんですか？」
・・・おお。もしかして、と思ったけれど、
やっぱり今までの会話を完全に聞いていない。
Kくんは、実は大森山王学院には珍しい（７年目で３人目）の、「中学受験しない生徒」です。
しかも、お家は決して近くはないところ。それでも、塾のことを気に入って、週２回もバスに乗って通ってきてくれています。
他にも習い事を頑張っているので、それほど多くない日割りの宿題にも苦労する時もあります。
せっかくやった宿題を丸ごとお家に忘れて、お母さんと僕にダブルで叱られてしまったこともあります。
そんな子ですが、彼は一つ、
「集中し始めるとすごい」
という強みを持っています。
先程書いたように、すぐ近くで先生と生徒が話していようが、誰かが来たり帰ったりしようが、問題に集中している時には完全に無反応です。
そしてある時バッと頭を上げて、
「保科先生できました！採点してください！」
とデカい声で僕を呼ぶのです。
まだ幼いかもしれませんが、
この集中力は絶対に、将来すごい武器になると僕は確信しています。
もちろん、「周りが受験生ばかりの大森山王学院でいつの間にか影響された」という理由づけもできるのですが、もしそうだとしたら、それはそれで
「集団個別、無学年制」
という、ここのシステムで良い影響を受けた具体例になってくれている、と言えるのではないでしょうか。
何はともあれ、生徒の良い方面での特性に今日も驚かせてもらってちょっと嬉しい学院長でした。
さて、明日は土曜日ですが、既に学年末試験の勉強のために早くから来たいという生徒さんが何人も・・・
こちらも、楽しみですね。
