大田区大森の進学塾、大森山王学院の山口です。
日曜日、午後の「社会」の解説授業。
前回のブログでは「歴史」の授業の様子を書きましたが、今日は「地理」の授業風景。
「気候」でもなく、「農作物」でもなく、「経済」からスタートする大森山王学院の地理。
初回は、工業地帯や、空港・高速道路・新幹線などをひたすら覚えます。
それぞれの地域の「経済」に注目するのは、中学生の地理を覚えるうえで一番の近道だと私は思います。
日本のどこの県が「豊か」で、どこが「貧しい」のか?
その感覚が日本地図を見て一目でわかってくると、必然的に「気候」や「農業」や「伝統工芸」など他の分野にも目が向きます。
なぜか?
国を作っている人たち(政治家・役人)は、国の「経済」を発展させることを中心に考えているからです。「作られた物」を「作っている人」基準で考えると、一番理解しやすい(覚えやすい)でしょう。
これは、世界地理も同じです。
私の「世界地理」の授業で一番最初に教えるのは、G7とBricsとG20の国名です。
世界で経済的に飛躍している国、これから飛躍しそうな国を20か国覚えていれば、それが世界地理の「骨格」になります。その後、生徒達が学校の授業や塾の学習で「肉付け」していくのに十分な土台ができます。
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