山口講師の視点

試験対策授業の様子と総括

去る9月21日(月・祝)と9月22日(火・祝)の二日間。

以前ブログでお知らせした「試験対策授業」が行われました。

↑祝日なのに大勢来ていますね。

 

二日間で中学生6人、高校生2人、そしてテスト対策とは別に小学生たちも入れ替わり立ち替わり総勢10名以上来ていましたから、座席は常時満席という状況でした。

 

他にも、今回の試験対策の告知に対してお問い合わせくださった方も複数名いらっしゃいました。座席の関係等でご要望に即応できず、またの機会となってしまいました。申し訳ないです。必ず、お子さんのテストが近づいた時には、再度機会を設けてご案内させていただきます。

 

中3生は特に頑張りましたね。日曜日・月曜日の通常授業もある内部生は(日・月・火の)3日間で22時間、ほぼノンストップで勉強。

 

↑それにしても、みんな隅っこが好きですねぇ。

↓こっち側にも席があるんですが…。

「こっち側の方が落ち着くんです~。」とある生徒が言ってました。(『すみっコぐらし』のキャラクターじゃないんだから…) ↓

座席は先着順。よって、中高生はいつも隅の席を早い者勝ちで取り合ってました。

↑食事休憩中。

お弁当の用意や送迎のためにお時間を割いてくださっている保護者の方々に、改めて感謝申し上げますありがとうございました。

 

~試験対策授業についての総括~

例年、このシルバーウイークには試験対策授業は行っていませんでした。「2学期中間テスト」といえば10月半ばですから。9月はペースを上げながら学校の授業を先取り学習し、10月になったらその部分の復習に入る、というのが万全のテスト対策です。

今年の(コロナ禍に伴う)イレギュラーな動きは、教える側の私たちも、中学生当人達にとってもピリピリしたものになったと思います。とりわけ今年の夏以降に入塾してきた生徒達にとっては、いつにも増して時間との闘いになりました。

特に夏に中1~中2の範囲から遡って学習してきた中3生の場合、夏期講習で学力の土台となる基礎的な知識を入れ込んだものの、まだ安定する領域には達していません。9月は、その定着と、先取り学習で余裕を作りたい時期です。でも今年は生煮えの状態で取り急ぎテストに向けた対策をせざるを得ません。いわば首がまだ据わっていない赤ちゃんに、寝返りを飛び越えて這い這いの練習をさせるような状態…。

例年以上に、選択と集中が求められました(範囲をすべて覚えるのではなく、単元の一部を切り捨てる、ということ)。勝つためには何かを潔く捨てる。そのかわり、勝負する範囲は徹底的に集中する。とはいえ、それをもってしても今年は時間が足りない。特に夏入塾の中3生には、なんとかテストに間に合わせるために例年以上に過密なスケジュールで課題等を出すことも多々ありました。みんなよく頑張って乗り越えていたと思います

同時に、マイペースな(学習の)動きをしている生徒に対して、声を荒らげる場面も何度かありました。(叱られた生徒さん、あなたを嫌っているわけではないので気を悪くしないでください。)

課題終わりませんでした。」

覚えられませんでした。」

「(解説をまともに見ずに)よくわからなかったです。」

取り繕ったりせず素直に状況を述べるのは立派なことですが、入試を控える(しかも大幅に成績を上げないといけない状況にある)受験生の心構えとしては程遠い発言です。自分の置かれている状況の認識と、それを打破するためには自分自身が壁を乗り越えないことに対する認識まだ持てていません

こういう時に、認識を共有する(共有させる)、というのは塾講師にとって非常に大切な仕事だと私は思っています

もちろん、生徒には生徒の事情や気持ちがあることも私たち講師側は理解していないといけません。『自分なりに頑張っているんだ』という気持ちもあるでしょうし、学校の宿題等もある中で『時間が足りなかったんだ』という感じ方もあるかもしれない。

でも、どんな事情があろうと、結果を出したいならやりきらないといけません。(一人一人の学力に応じて、自学自習できる課題を出しています。以前解説したメモやプリントを見直せば必ず解ける問題です。)

 

仕事帰りの車の中で、その日に生徒と交わした会話を思い起こします。いつも気になるのは「厳しいこと言ってしまったかな」ということより、「認識を共有できたかな(真意が伝わったのかな)」ということです。(生徒の考えや心に秘めている気持ちを、自分は理解できているのかな、ということも同時に考えるのですが。)

 

さぁ、いよいよテスト本番を迎えています。今まさに、学校で3日目のテストを解いている中学生たちがいます。本当に短い時間でしたが、皆、それぞれの力に応じてできる限りの努力をしました。それらが十分に発揮されることを心から願っています。