大田区大森の進学塾、大森山王学院の山口です。
2024年度の高校入試がすべて終了しました。大森山王学院の今年の受験生は最後まで本当によく頑張りました。
海外の高校を受験する生徒、難関私立高校の一般受験で合格を狙う生徒、都立自校作成の受験をする生徒…。
最終的に、全員が希望する高校を勝ち取ることができました。
ここ数年、毎年のように難化していく高校入試を勝ち取るため、かなりハードな受験勉強が続きました。鬼の（？）おじさん講師（担当山口）から毎週ダメだしをされて、ひたすら点数を追いかける受験生活は、決して楽しいものばかりではなかったはずです。
でも誰一人、途中で諦めることはなく、受験当日まで全力で駆け抜けてくれました。
正直なところ、今年の受験生は全員、「きっと合格する」というタイプではなく、「普通に受験したら不合格だな」というレベルからスタートしました。皆、目標とする高校のレベルも高かったですし、残念ながらそれに見合うだけのパワーも受験当初は持ち合わせていませんでした。
国語とは、どう読み、どう解くのか？
数学はどうしたらミスをしないのか？
家での勉強は、まず何をするべきなのか？
入試に向けた応用問題を解く練習ではなく、基本的な勉強のアプローチから始めた夏休み。
今までの勉強の流れを変えるよう求められる場面が沢山ありました。
「流れを変える」なんて簡単に言っても、今まで続けてきた「問題の解き方」・「文章の読み方」を変えるのはなかなかできません。
たかが15歳。されど15歳。一度染みついたクセや考え方を修正するのは難しい年齢です。（『そんなこと言ったって！』という反発もいろいろありました…）
でも、最終的には「自分のこだわり」や「自分の感情」よりも、どうやったら点数を伸ばせるのか、どうやったら合格に近づけるのか、を優先して自分を変える力を、今年の受験生は全員が持っていたと思います。
大人だと思います。いえ、1年間の受験生活を通して大人になったと思います。
目一杯努力して、できる限界まで自分の能力を引き延ばして迎えた入試当日。
以前のブログにも書きましたが、最後に受験生に伝えた私からの言葉は、
「記録に残らなくてもいい（たとえ不合格でも大丈夫）。記憶に残る入試にしよう。」でした。
彼らは、きっと記憶に残る入試をしてきたと思います。
そして、全員が記録に残る入試となりました。
受験生の皆さん、本当に合格おめでとう。
今年度の高校合格一覧。
都立 科学技術高校
都立 国際高校
都立 小山台高校
都立 新宿高校
私立 淑徳巣鴨高校
私立 専修大付属高校
私立 中央大杉並高校
私立 帝京ロンドン学園
私立 文教大付属高校
私立 朋優学院高校（国公立TG）
私立 朋優学院高校（特進）
私立 立教英国学院
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