大田区大森の進学塾、大森山王学院の山口です。
4/11(日)。中学部の春期講習最終日です。
8時間かけて解説をしてきた中2社会もこれで終了です。
「学校の授業よりも、早く、コンパクトに。」を心掛けている大森山王学院の中学部ですが、この春の授業は学校の授業よりもむしろゆっくりとしたペースだったと思います。それくらい、生徒にいろいろなことを考えてもらう時間でした。
生徒のノートをちょっと拝借。
「春期講習で学んだこと。」
ふむふむ。
授業の最後に、「この春どんなことを学べたか書いてみよう」と提案したのですが、自分なりに感じたことがあったようですね。
中3生も、4週連続「過去問」を解き続け、最終週の今日はいわゆる「上位校」と言われる高校の過去問にもトライしました。言うまでもなく、合格点には到達しませんでした。(本人はガッカリだったと思いますが、中3になりたてで合格点にすでに到達するなら受験勉強なんていりません…。)でも、本番の「ゴール」の様子をつかむには十分だったでしょう。
興味深いことに、当日、数学の直しをしたところ、時間をかけて丁寧に直しをすると、自力で(1科目あたりの)合格点を超えることができました。まだ二次関数や相似などの単元が未完成にも関わらずです。これには本人も手ごたえを感じたのではないかな、と思います。入試って、ウサギでもカメでも勝つことが可能です。ガシガシ力任せに解いて6割とっても受かる。限られてはいても今まで覚えてきたことをフルに活用して丁寧に丁寧に解いていけば2年生でも6割までは到達できる。(当然ながら力と丁寧さが両方備われば必ず受かる…。)
中2、中3生ともに、この春期講習で経験したことが次の新学期に活かされることを願っています。
実際、翌12日(月)に通常授業を行いましたが、春期講習で身に着けたものの片鱗を見て取ることができました。
中2生が英語の問題を解きながら、私が説明していることを自主的にメモしている姿をみてうれしく思いました。
本当の勝負はここからです。