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「逆転合格専門塾」大森山王学院です!
こんばんは、学院長の保科です。
今日は「私立校研究」のカテゴリの記事になります。
昨今、中学受験において男子女子間での難易度の差についてよく議論になりますね。
それに影響されたと言うわけではないと思いますが、小金井の早実(早稲田実業学校)さんが募集の仕方などを変更すると言うニュースが飛び込んできました。
詳細はリンクをご参照いただくとして、簡潔に言えば
1、中等部を1学年45人✖️5クラスから36人✖️6クラスへ変更
2、中等部の男子の入学者を約15人減らす(女子はそのまま)
3、授業料を来年度以降4年間で20万円程度値上げ
ということになります(高等部についても様々な変更がありますが、今回は割愛します)
これは決して小さくない影響が見込まれますね。
もちろん、元々女子より募集が多いとは言え、早実さんは男子の受験生にとっては最難関校の一つです。
僕も数人合格者を出していますが、いずれもかなり力がある生徒さんでした。
特に、算数の図形に関してはただ単に処理能力が有るだけでは太刀打ちできず、問題を読んでいる途中に「何を求められているのか」を明確にイメージできているような男子でないと、たとえ偏差値的には足りていても結果はついてこなかった、という記憶が強いですね。
そんな早実さんが男子の枠を2割削るというのですから、難化するのは当然ですが、さらに高い完成度が求められることになるでしょう。
志望される場合は、4年生、5年生のうちからしっかりと対策を立てて学習されることをお勧めします。
何度でも言いますが、平面図形、立体図形に関してはその時点で出来る最高難易度のものを解けるレベルでないと勝てない可能性がある学校さんです。
場合によっては塾または家庭教師の先生に早いうちに相談し、補習もしくは追加課題の指示をもらったり、別テキストにご家庭で挑戦するなど綿密な準備をされるのが良いでしょう。
ご健闘をお祈りしております。
(ご相談、早実さんを狙うための春期講習も受け付けています)