大問4 歴史
問1 簡単すぎる問題。
ア=大宝律令(飛鳥)、イ=武家政権と公家政権(室町)
ウ=鎌倉で樹立(鎌倉)、エ=国分寺(奈良)
答え:ア→エ→ウ→イ
問2 簡単すぎる問題。
Ⅲの文章→「書院造」=室町 よって答えは「イ・B」
問3 ちょい難。でも、思考力の問題。
天明がいつの時代かわからなくても大丈夫!
→江戸時代に飢饉があったことに注目
→江戸の三大改革が必要だった江戸後期だ!
=答え:「エ」
問4 簡単すぎる問題。 (時事問題・渋沢栄一、やっぱりきましたね!)
ア→国家総動員法(昭和初期)、イ→官営製鉄所(八幡)明治末期
ウ→ラジオ放送(大正)、エ→廃藩置県(明治初期)
で、Aの期間は「大正」。 答え:「ウ」
大問5 公民
問1 簡単すぎる問題。
内閣の仕事→答え:「ア」(条約の締結)
問2 (前回のブログで取り上げた超難問の話)←詳しくは「都立高校入試「社会」の講評」をご覧ください。
答え:「ウ」
問3 「社会資本」の話。平成22年度か平成23年度あたりに、社会資本の問題ありましたね。やった人は当たり前の問題でした。
社会資本=社会(国など)が持つ資産、つまり「道路」や「公園」などです。
答え:「エ」
問4 ちょい難。
※今年は「民営化問題」も出る可能性がある、と私は事前に生徒達に伝えました。これも「入試を知り尽くした」講師ならわかるはずです。
今回の問題は1980年代のいわゆる「3公社5現業」時代の話。一択で答えは「イ」です。もちろん、こんな民営化の問題は中学生は習いません。ゆっくりグラフと資料を見比べながら解けば、中曽根政権時代の民営化政策なんて知らなくても「イ」で答えられると思います。でも、入試当日、受験生たちができる限りストレスなく、シャープに問題にこたえられるようにするのが塾講師の役目。出る可能性のあるところは、教科書になくなって私は教えます。
大問6 再び、複合問題(主に国際問題)
問1 古い順に並べる
エ(三国同盟・第一次世界大戦)→ウ(国際連盟・第一次世界大戦後)
→ア(EC発足・1967)→イ(地球サミット・1992)
問2 一番お金がなさそうなCが「エ」。次に貧乏そうなAが「ウ」。BのサウジとDのポルトガルはお金持ってそう。だけど、サウジはオイルショックの影響を受ける→サウジが「ア」、ポルトガルが「イ」。
で、Ⅲの文章はOPECでどう見てもサウジ。よって答えは、「B・ア」。
問3 再び記述の問題。今や社会は記述たった2問だけ。しかも、この「ODA」の問題、過去の都立入試の問題で2回も出ましたね。しかも同じ大問6の問3で。作成者が時間なくて、以前の問題を半分コピペしたのか?と疑いたくなるくらい、残念です。(まぁ、過去問やりまくった受験生の皆さんには簡単だったでしょうが…)
答え:贈与→貸付。資金援助→技術協力。(日本はODAに出すだけのお金がないから)←これは書かなくていい…
自助努力を後押しし、自律的発展を目指している。←本文そのまんま。
令和2年度の都立社会の問題の解説、以上。
「2020年度都立高校入試「社会」講評と解説のまとめ」に続く
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最終更新:2022年6月26日