中学受験

中学受験:試験会場に行ってからと面接試験の注意点(オープンチャットでの応答より)

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「逆転合格専門塾」大森山王学院です!
こんにちは、学院長の保科です。

突然ですが、僕は、全国の個人塾の塾長さんが無料で質問に答えますよ、というオープンチャットに参加させていただいています。

普段は高校受験に関する質問が圧倒的に多いのですが、珍しく中学受験の、しかも生徒さんご本人だ、という方からの質問があったので、色々とお答えしてみました。

せっかくですので、少しご紹介しようかと思います。もちろん、ご本人が特定されるようなことは何一つ入っていませんので、ご安心してお読みください。

受験直前の受験生、保護者の皆様の不安を少しでも減らすことができれば、本当にうれしいことです。

Q,会場に行ってからの注意点ってありますか?(受験校の教室には初めて入る)

A,そうすると、初めて入る教室で少し緊張するかもしれませんね。

そこで落ち着くためにも、集合時間の30分ほど前に到着できるように出られるといいでしょう。

逆に、1時間以上前に着いてしまうと、校舎に入れないで寒い中待たされてしまう可能性もありますので、気をつけてくださいね。

保護者さんと別れて校舎、または教室に入ったら、一度荷物を置いて、少し散歩してみるのも効果的です。
特に、お手洗いの位置と、ついでに非常口をチェックしておくと良いと思います。特に、2教科めの後はお手洗いはかなり混むからです。女子なら、尚更です。

うっかり室内で試験を受けていた薄着でトイレに行って寒い廊下でかなりの時間並び、その時に風邪を引いてしまった先輩もいます。初日が第一希望でそこに受かったのですが、2日以降は受けられなかったと言うちょっと怖い話です。

Q,志望校を午前、午後受けるのですが、午前と午後の合間はどのように過ごしたらいいですか?

A,午前入試と午後入試を実施される中学校さんの場合、その間待機スペースがあることも多いですね。ホール(講堂)などです。用意されているかどうか、確認しましょう。待機スペースがあって学校から動かなくて済むなら、その方が良いと思います。

学校によっては、お茶やコーヒーが用意されている給茶スペースがあったり、自動販売機があったりします。うまく利用できると良いですね。

もし一度構内を出ないといけない場合は、午前の試験が終わる時間から午後の開始時間までにどれくらいあるかを調べてください。

それが2時間以上ある場合は、学校近くのファミレスがお勧めです。もしお家が近いなら、帰ってしまってもいいくらいです。

それ以下なら、ファミレスでもいいですが、マクドナルドなどのファストフード店や、ドトールやスターバックスなどのカフェでも問題ありません。

ただし、近いところはそれこそ競争率が高いので、いくつか調べておくと良いと思いますよ。これは、塾の先生にお聞きしてみても良いです。意外に詳しい先生がいるものです。

Q,ファストフード店に行くとしたら、何か気を付けることは?

A,入り口からある程度離れた席を選びましょう。出入りする人で気が散るのを防ぐのと、吹き込む風で体調を崩さないためです。できれば、2階や地下、そしてお手洗いがあるフロアがいいですよ。

落ち着ける場所が見つかったら、大事なことは午前中の試験を振り返らないこと。
これができた、これができなかった、と考えすぎると落ち込む可能性の方が高いです。

ただ、午後も理科と社会があってその勉強をする場合、午前出たものが午後にも出る可能性はかなり低いですから、それを外すためにチェックするのはありですね。

どれくらいそこにいられるかにもよりますが、疲れているなら寝てしまっても良いです。大体1時間半寝られれば、かなり体力も回復することでしょう。目をつぶって、保護者さんに寄りかかっているのもだいぶ落ち着くものですよ。

Q,しゃべるのが得意ではないのですが、面接はどうすればいいですか。将来の夢や志望理由が聞かれるそうです。

A,将来の夢については、12歳の時点で細かく決まっている人の方が珍しいので、もしも看護師さん、保育士さん、先生など職業がはっきりしている場合はそれをまず言いましょう。
その後に、「なぜかと言うと・・・」と言って理由を説明できれば、十分です。

決まっていなくても、「こんな人になりたいです」と言うものでも良いです。その場合は、身近にいる人がそう言う人で憧れているとか、同じように短くていいので説明をできれば、十分ですよ。

Q,練習もしたのですが、緊張すると話しにくくなってしまったり答え方が「はい」というのではなく頷いてしまったりしまうのですが・・・

A,よくわかります。僕も同じような経験があります。

でも、1つ大事なことをお伝えします。

中学受験の面接試験は、基本的に、「受けに来た生徒を振り落とすため」にあるのではありません。

「うちの学校を志望してきてくれた子がどんな子なのか、知りたい。どんな良い所がある子なのかな?なんでうちを選んでくれたんだろう?」

基本は、そう言う姿勢で先生たちは面接に臨んでいます。

ですから、受験生にとって、落とそうとする恐ろしい敵ではなく、むしろ「頑張って、うちにおいでなさい」と考えてくれている、味方なのです。

もちろん初めて会う大人の先生ですから、緊張するのは当たり前です。

でも、この先生は、私の敵じゃない、味方なんだ、と思えるだけで、だいぶ楽になると思いますよ。ぜひ、そう思うようにしてみてくださいね。

もちろん、質問に声ではなく頷くことで答えるのは、全部はよくないですが、一回くらいならなんの問題もないです。慌てないで、大丈夫ですよ。

 

回答は僕の完全に個人的な考え方ですが、20年近く中学受験に携わってきた経験から、ほぼ間違いないだろう、という自信は持っています。

よければ、参考にしてください。

さあ、あと2日。明日も早起きして、しっかり準備をしましょうね。応援しています!!

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