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「逆転合格専門塾」大森山王学院です!
こんにちは、学院長の保科です。
昨晩の話です。
小学生と高校生が全員帰って、片付けと帰り支度をしようかなと思っていたら
「先生、都立の数学、ちょっと教えてください」
と、Tさん。
「はいはい。どれ・・・?」
山口先生も僕も中学全教科対応ですから、
こういう質問には気楽に応じます。
都立高校受検(自校作成ではなく、共通問題の話ですね)なら、問題さえ読ませてもらえれば大丈夫。
この辺が、解答を片手にいつも持っていないと何もできない大手の学生講師との違いです。
が、今日の質問はその後がちょっと違いました。
「えーと、手間はかかるけど、これでいいんじゃないかな。解答合ってます?」
「はい。でも・・・」
「え?もしかして解き方違う?」
「私はこう解いたんですけど、解答が合わないんです。
模範解答も見たんですけど、解き方が違うので、どうやればいいのかなと」
え、あなたの解き方で、今から僕にこれを解けと?
ということは模範解答の別解を今ここで作れと?
普通に考えたら面倒な話なのですが、
模範解答に満足しないのは素晴らしい姿勢。
それをサポートしてこそ、個別指導の先生とも言えます。
しばらく格闘して、Tさんの解き方でもちゃんと正答に辿り着けることを確認し、
ついでに小さなミス(これが怖いのですが)を発見したので彼女をお呼びします。
説明をふんふん、と頷きながら聞いているうち、
「あ!そういうことですか」
という反応。
長年の経験から言わせていただくと、
ここがTさんがちょっとだけ成長した一瞬ではないかと思います。
ここがTさんがちょっとだけ成長した一瞬ではないかと思います。
受験本番が近づくと、点数にも、一問一問の正誤にもナーバスになるのが受験生というもの。
それは中学受験も高校受験も大学受験も、
もっと言えば資格試験も同じと言えます。
そんな時に答え合わせをして違っていると、
「ああ、頑張ったつもりだけどダメか」
と、凹んでしまうことはある程度仕方ないでしょう。
ただ、そこで陥って欲しくないのが、
「何も考えずに模範解答を丸写しして、それで直しは良しとする」
ことです。
これは数学だけでなく、算数も、理科や社会など他の科目もそうです。
自分で考えたその過程は、模範解答と同じでなくてもいい。
なんなら間違えたとしても決して無駄ではない。
問題文の読み違いなのか、
読み落としなのか、
知識や公式の記憶違いなのか、
写し間違いなのか。
間違いの原因・理由をちゃんと確認してから、先に進みましょう。
保護者の方々も、お家で勉強を見てあげる時にはここを重視してください。
もしも答え合わせをして、すぐにゴシゴシと消しゴムを使うようなら、
優しく、しかし毅然と止めてあげてください。
そういう意味でも、ノートに詰め込んで書くことはよくありませんよ。
スペースをとって、そこに新しい考えを書き込めるようにサポートしてあげましょう!
模範解答も特に中学受験では保護者さんが管理される場合が多いと思われますが、
そこに満足しないことで、さらに進歩が目指せることがあるのです!
どんどん殻を破っていきましょう!
「いろいろ手を尽くしているけれどどうも成績が伸びない」
「塾に通い始めて時間が経ったけど、効果が薄いように感じてしまう」
「家でどうやって子供を勉強させればいいのかよくわからない」
こんな悩みをお持ちの保護者さん、生徒さん、いつでもご相談ください。
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「塾講師が教える『はじめての中学受験』説明会」も
2024年は初めて3学期中に実施する予定です!