大田区大森の進学塾、大森山王学院中学部の山口です。
ブログの更新が随分と開いてしまいました。すみません。
中学部は今年の3月に新年度がスタートし、新たな中学3年生が受験勉強に勤しんでいます。そして、非受験生も1学期に行われる学校の定期テストに照準を合わせて、いいスタートダッシュを切っています。
中3生は、今年から月・金の週2回×各5時間(週10時間)の授業になりました。1日の授業を5時間体制にするのは3年ぶり(そう、3年前はやっていたんですよ。)です。最初は集中力の持続が大変だったと思いますが、ゴールデンウィークを超えて少しずつ慣れてきた様子です。今では一日5時間の授業でも後半まで頑張れるようになってきました。
「1日5時間も授業受けてるの?」
とびっくりされる親御さんもいらっしゃることでしょう。
私が週に2回しか大森に来れないため、5科目すべてを見るためには1日の授業時間を長くせざるを得ない、という制約も理由の一つではありますが、1日に5時間の授業を集中してやる、というのは受験学年にとって重要なことだと私は思っています。
なぜなら、中3受験生は来年の春に「1日で5時間の入試」を集中力を切らさずに戦わなくはいけないからです。普段から1日5時間集中する力を身に着けていれば、入試当日のプレッシャーが強くかかる中でも容易に5時間(5科目)の闘いを乗り切ることができますよ。
中3生徒達には、そんな話を事前にして春からの受験勉強が始まりました。
↑(時々、授業の合間に「甘い」ご褒美をあげたりして集中力を保たせるのも大切…)
今年は皆、賢く、頭の回転の速い受験生が揃っているな、と感じます。(目標としている高校もみなさんそれなりに難しい学校ですね)
でも、
もともと「天才」なわけではない。
もともと「勉強が好き」なわけでもない。
本人達も自覚している通り、「普通」の中3生たちです。
だからこそ、どうやって「できる」中3生たちのなかに割り込んでいって、最終的に勝負(入試)で勝てるようになるのか、その方法を受験生たちに伝えるとともに、どのように実行できるのか自分たちで考えるようにさせています。そして、受験生たちは(なんとかギリギリではありますが)自ら実行して、ついてきているな、と感じている5月の今日この頃です。
今年度からは「国語」の授業にも力を入れています。
講習期間はもとより、普段の授業でも国語の入試問題を解いて解説する授業を展開しています。
基礎力こそあるものの、「国語は得意」とはお世辞にもいえなかった今年の受験生たちでしたが、随分と文章全体の文脈を読み取れる力が身に付きました。
文章の線の弾き方や矢印の弾き方をみていると、「設問に対する出題者の意図を良くくみ取れているな」と感じます。かなり成長しましたよ。
なんとか、1学期の期末テストおよび夏以降の会場模試で実を結んでほしいな、と願っています。
さて、いよいよ6月は1学期の期末試験です。
期末試験の対策授業については、この次のブログでご案内します。
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