大田区大森の進学塾、大森山王学院の山口です。

以前のブログでも書いたことですが、
中1生で英語や数学の成績が「5」をつけている生徒の84%は、中3になっても、その科目で「5」を維持している、という統計があります。(某都内進学塾調べ)
私の肌感覚もほぼ同じです。
中1で英語・数学の成績が「5」をつけている生徒の8割以上は、中3でもその成績を維持しています。
(ちなみに、理科とか社会では、この数字はありえないでしょう。1年生で理科5の生徒が3年生でも5である可能性は50~60%くらいではないかと想像します)

英語と数学は、中1の最初の段階が非常に重要だからです。
具体的に言うと、
英語の一般動詞とBe動詞の違いが明確にわかっている生徒(つまり中1の1学期範囲)は、中3の関係代名詞も明確にわかるようになるはずです。
数学の正負の数の計算が綺麗に解ける生徒(つまり中1の1学期範囲)は、二次関数の放物線と直線の共有点の問題も綺麗に解けるようになるはずです。
1年の1学期の単元がしっかり理解していること(ただ「わかる」ではなく、「しっかり理解している」こと)が大切です。

今月は、学校の期末テストが実施されます。
中1生の場合、今回のテストで英語・数学ともに95点前後取れることが望ましいでしょう。おそらく、中3生になっても90点前後を維持し、高校受験でMARCH付属の私立高校や、都立自校作成校の入試を考慮できる人になります。
逆に、今回のテストで80点台を取った中1生は、「よく頑張った!」などと浮かれないようにすることをおすすめします。
中1の1学期は80点くらいまでが「ご祝儀」だと思うべきです。(それくらい簡単です)
そして中学校で最も重要な中1の一学期で80点台というのは、ここから先の単元でつまづく可能性が極めて高いことを意味します。
(私の経験上、中1の1学期で英語・数学が85点くらいの生徒は、そのままいくと中2の2学期中間で60点台になります。)

さぁ、いよいよ勝負の「1学期期末テスト」です。
それぞれの学力は違いますし、最終的な結果はどうなるかわかりません。
ただ、うちの生徒たちには、全員、この1年生1学期のテストをしっかり理解して当日を迎えてほしい、と私は願っています。あと2~3週間、全力でテストに向かわせたいと考えています。
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